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歓迎会 - 13 ページ45
男は拳銃を構えながらツナに向かって歩き出そうとする。
男「!?」
しかし、1歩進んですぐに足を止めた。
男「なんだこの女ッ!! 重いぞ!?」
小柄なAを脇に抱えるのは容易なはずだが、
何故か右足だけはびくともしなかった。
ツナ「ど、どうしたんだ…?」
リボ「Aがいつも靴下に入れてたハンマーが重りになってるんだな」
ドバッ
動揺する男に、了平とイーピンがとびかかった。
男「くそッ」
咄嗟にAから手を離すと
山本「おっと」
倒れる身体を山本が受け止める。
了平「これで正々堂々勝負ができるな」
イー「〇△#!!」
男「くッ!」
男の額に汗がつたう。
2人をかわし、なんとか逃げようと窓の縁に手をかけた。
獄寺「テメー、10代目のお命を狙うとはいい度胸だな」
しかし、後ろから身体を掴まれて引きずり降ろされてしまう。
ツナ「獄寺君!!
そっか、ビアンキがいなくなったから…」
獄寺「逃げられると思うなよ」
ゴキッ
胸倉を掴み、鬱憤を晴らすように何発も殴った。
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作者名:波紋セラーノ | 作成日時:2020年4月26日 16時