雪男の紅一点は渡辺さんの幼馴染２《青》

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「ごめん...。翔太も喜んでくれると思ったんだけど」

目「え、それはないでしょ。しょっぴーだよ？
　 なんなら俺も反対」

佐「でも、Aが幸せならさ」

目「俺たち以上にAちゃん幸せにできる人
　 なんていないでしょ」

深「目黒...。お前の気持ちもわかるけどさ」

ラ「でもAちゃんの気持ちだって大事だよ...。」


そこにさっき出て行った3人が戻ってくる。
だが渡辺の表情はまだ曇ったままだ。


阿「A？Aは本当にその人のことが好きで
　 付き合ってるんだよね？」

　「う、うん」

宮「ほら、翔太」

渡「...。そいつのどこが好きなわけ？」

「優しくて、大人で。私のことも大事なしてくれるし」

渡「しょーもな。
　 そんなしょーもないやつさっさと別れろって」

深「翔太！それは流石に、」

　「別れて。お願い。無理だって、」

向「しょっぴー...。」


そういって涙を流す渡辺。
そんな渡辺を心配そうに見つめる向井。
本来ならばこの後、メンバーたちにはもう少し
追い打ちをかける予定だったがここでネタバラシ。


　「...。みんなに。最後にもう一つだけ
　 伝えたいことがあって」

向「え、なん。なによ！もうええって！」


そういうと雪島は立ち上がり渡辺の元へ
雪島が渡辺の涙を拭うとその手を渡辺が
掴んで離さない


　「ごめんね。翔太。」

渡「マジで無理だって...」

　「みなさん。こちらをご覧ください！」


そういってこの場に似合わない明るい声を
発した雪島がテレビをつけるとテレビ
画面にはドッキリ大成功！の文字が！


深「いや、いやいやいやいや」

岩「...。正直終わったって思った」

向「え、どういうこと！？嘘？嘘なん？」

佐「マジでやめてくれよおおおお！」

ラ「Aちゃん彼氏いないってこと！？」

佐「うわああ！やられた...。
　 こんなんだったら格好つけとけばよかったーーー！」

　「涼ちゃんと阿部ちゃん気づいてたでしょ。」

宮「うん。Aが俺に相談しないで
　 そんなことになると思ってないから」

阿「流石だなあ。舘様は。
　 おれは翔太を追いかけた時にカメラ見つけたの。
　 それまでは信じてたよ？」

深「え、翔太生きてる？」

佐「固まったまま動いてねえじゃんよ！」

渡「ちょ。マジできついってぇぇぇぇ！」

　「んはははは！」

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