ストが溺愛する女の子3

恋愛ドラマ ページ11

ジェシーside




Aが恋愛ドラマに出るとみんなに言ってからどれくらい経っただろ。





衝撃すぎて、あっという間だったような、長かったような。




正直わかんない







今日はその初回放送の日。







皆んなで猛反対したけど、決まっちゃってて



Aのことは応援したいけど、嫌なものはやっぱり嫌で



しかも相手は、あのめちゃくちゃイケメンの吉沢亮くん。









Aが主役だから、絶対見たいんだけど、見たくなくて、



だから俺の家でAと一緒に見ることにした。



皆んなは仕事で来れないみたいだから、独り占め！






ジ「A〜始まるよ」

「緊張してきた」

ジ「え！俺も！」



Aを俺が開いた足の中に座らせて


後ろから抱きしめる





「ジェシー苦しいよ」

ジ「えへ、ごめん」



緊張のあまり、強く抱きしめすぎてたみたい




ジ「ちょっとまって、初回からイチャラブシーンとかないよね？」

「言っても良いの？」

ジ「待って！あるの？！」

「、、うん」

ジ「え！どんなの？！どこまで！？」



まってまって、そんなの聞いてない





「あ、始まった！」


ジ「Aちゃん、可愛いじゃん！」

「えへ、ほんと？ありがと」

ジ「もちろんだよ！こういう服も似合うね！」





ドラマの中のAは可愛くて、



あ、もちろん本物の方が可愛いよ？



この主役の子と一緒にそのドラマを見てるなんて贅沢だな。なんて初めは思ってた。







ジ「は？え？まって、キスするの？俺もう見れない！だめ！Aちゃんは見ちゃだめ！」



Aの目を手で隠して、俺もAの後ろに隠れてチラチラみてると、




キスした。


キスした後、画面でAちゃんは可愛いセリフを可愛く言って、そこで終わった。







ジ「待って、このセリフ可愛すぎ」

「どうだった？」

ジ「キスしてた」

「それだけなの？」





それが衝撃的すぎて、そう言うと、悲しそうな顔で見てくるAちゃん。








ジ「いや、めちゃくちゃ良かった！演技も自然すぎたし、かわいかった！」

「へへ、ありがとう」





って少し照れて笑うの！かわいすぎ！






でも、俺はやっぱりあのシーンを思い出して嫉妬しちゃう。

でもちゃんと仕事をしただけのAちゃんを責めたくはないから、黙ってる

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