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10:メンバー。 ページ10

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「A、ちゃんと寝れてる?」






「里奈ー!ありがとう来てくれて
ついさっき、宏斗が眠ったところなの
今のうちにコンビニ行ってきていい?」





「うん、行っといで。
その間私が見とくから。」






「ありがとう!」









最近新しく出たコンビニ限定のアイスが
どうしても食べたくて



本当はスーパーで買い溜めしたい所なんだけど
宏斗がすぐ目覚ましちゃうかもしれないから



さっと、欲しいものだけ買うことに。









あ、これこれー。








冷凍商品のあるコーナーへいけば
目立つPOPと共にお目当てのものが。






里奈の分とー、あとストックもいるなー、









「・・・もしかして、Aちゃん?」








「・・・!?」









カゴに何個もアイスを入れてたら


突然後ろからした声。








聞き覚えのある私の心臓をドクッとさせる人物だ







だって、









「・・・・・・宮田くん」









宏光のグループのメンバーだから。









「久しぶり・・・だね。」





「あ、うん。」






「そのさ・・・久しぶりに会って
こんなこと聞くのもアレなんだけど・・・、」





「・・・。」





「どうして急に居なくなったの?」





「・・・。」









直球の質問に、私は


宮田くんの目を見ることも
口を開くことも出来ずにいる









「実はさ・・・今ロケ中で
キタミツは車の中で寝てんだけど・・・」






「え?」









宏光が?



すぐ近くにいるってこと?









ダメじゃん、早く帰らなきゃ









「おい、宮田・・・おせえ・・・よ」



やだ・・・なんでここまで来て・・・




もう一度その声を









こうして聞くことになるなんて。






「・・・っ!?」









思い切りバチッと目が合って


一瞬時が止まったかのような衝撃が走る









まさかまた・・・宏光が私の目の前に現れるなんて




思ってもいなくて



こんな偶然・・・望んでいなかった。






絶対もう会いたくなかった









その顔を見れば私は簡単に



宏光にしがみつきたくなってしまうから

11:嘘。→←9:不安。



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むむそ(プロフ) - 難しいお話かもしれませんがとっても好きなお話です…!更新楽しみにしております…!! (2023年4月7日 21時) (レス) @page21 id: 4e14cc707d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴの。 | 作成日時:2022年12月24日 6時

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