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｢先生ってべっこう飴が好きなんですか。めっちゃエモいっすね。やっべ、めっちゃエモい。もしかして先生って理科の授業で生徒にべっこう飴作らせてあげたりとかするタイプですか？ 自作のべっこう飴を自分で食べてるの？ やばいわそれ、ほんとまじでしんどい。土籠先生もギャップの申し子だったわ。あぁやだやだ、怪異の方々ってなんで、こんなに私のこと萌えさせにくるんだろ。もはやショタでもない先生がショタコンの私に尊さ供給してくるもんね。なんなんだ、マジで最強じゃんね。一生眺めてたい。100億万回好き｣
私はもう尊さを内に秘めることが出来ずに、零れてしまった分も秘めることができた分も関係なしに全てを吐き出した。
｢……｣
｢土籠、何その顔｣
｢いや……なんというか、七番サマも大変ですね｣
｢でしょ……｣
なんていう会話も、燃え上がっていた私には聞こえていなかった。
｢でもね七番サマ、妬いたからって、他にもっとやり方があったでしょう｣
｢は？ 別に妬いてないケド？｣
｢俺とAが話してるのに嫉妬しているように見えたんですがねェ。まぁ、そういうことにしておきます｣
｢土籠……それ、(ミョウジ)に言ったら……｣
｢ハイハイ、分かってますよ｣
2人の会話を全く聞かずに一人でずっと語っていた私はようやく我に返った。
｢それでやっぱり……はっ、私ったらつい興奮で……ん？ なんです？ 2人とも難しい顔して｣
｢いーや、なんでもないよ。それより、そろそろ戻ろうか｣
｢そうですね。それじゃあ先生、また来ますね！
あ、べっこう飴もありがとうございます！｣
先生はただ頷いただけで特に何も返さなかった。私と花子くんは先生の境界を出ていく。
｢いや〜、3人でお話するの楽しいですね〜｣
｢……(ミョウジ)｣
｢ん？ なんですか？｣
｢……ううん、なんでもない。帰ったらどんな話をしようか｣
｢そうですねぇ……とびっきり楽しいお話をしましょう！｣
｢うん、そうだね｣
花子くんは笑顔で頷いた。
案外、私は自分のこととなると鈍いのかもしれない。
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シズ - 見ながら爆笑してしまいました(笑) 続き楽しみです (2022年8月22日 2時) (
レス) @page46 id: 7fbee373af (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - ニコさん» そう言って頂けて嬉しいです！ 分かります！ 土籠先生攻めいいですよね…ネタがあればまた書こうかなと思います！ (2020年3月3日 7時) (レス) id: 2d39e952a2 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 好きです！個人的には土籠先生攻めも結構好きです (2020年3月3日 2時) (レス) id: 40dba85962 (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 腐った人間さん» 自給自足の為に生み出したものなので、他の同士にも供給出来て嬉しいです！ 正直この作品はノリだけが命なので、そう言って頂けて良かったです！ 拙いですが、これからもお付き合い頂けると嬉しいです！ (2020年3月1日 16時) (レス) id: 2d39e952a2 (このIDを非表示/違反報告)
腐った人間 - あ、好きですショタの供給ありがとうごさいます最高です()ノリがよくてすごく読みやすいです！これからも頑張ってください！ (2020年3月1日 15時) (レス) id: a770919e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：被苦人 | 作成日時：2020年2月10日 10時
