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「そもそも、(ミョウジ)の言うイケメンになってしたいエッ チなことってなんなの?」

「うーん…………私のを、いれる?」

「聞いた俺が馬鹿だったよ!! 年齢制限はダメだって!!」

「ハハハ」

「(ミョウジ)はどこまでも変態だった……」


花子くんは項垂れる。花子くんはまだ私の変態度合いに適応出来ていないらしい。


「っていうのは冗談で」

「今更冗談に出来ると思ってるの? さっきの声がマジだったじゃん」

「ふーん……冗談だったってことにしておいた方がいいと思いますけど。いいんですか? エッ チなことしても」

「あ、いえ……なんでもないです……」

「よろしい。まぁ、今回は本当にエッ チなことをするのが目的ではなくてですね、イケメンになるのを手伝って欲しいって言いたかっただけなんです」


花子くんは安心したように胸を撫で下ろす。


「な、なんだ……それだったらいくらでも話聞くけど。でも俺に言ったって、さすがに性転換は出来ないよ?」

「いくらなんでも性転換までは望みませんよ。イケメンは外見だけじゃなくて、中身も大事ですからね!」

「それは分かるけど……やっぱりなんで俺?」


そう言う花子くんに、私はキョトンとする。


「だって、花子くんってイケメンでしょう?」

「……え?」

「イケメンになるにはやっぱりイケメンに聞くのが一番だと思うんです」

「お、俺がイケメン……?」

「うん? イケメンじゃないんですか?」

「分かんない……」

「うへぇ!? いやいやいや! イケメンですよ! 紛れもなくイケメンです!」

「そ、そーなの? 俺ってイケメン……?」


花子くんはぽぽぽ、と顔を赤くしていく。驚いた表情をしつつも、声音はどこか嬉しそうだった。


「まさか無自覚イケメンだったなんて……ポイント高いわ〜、まじで私の推し最高。ホントに花子くんの可能性は無限大ですね。もう100万回好き」


私がいつものように花子くんを褒めちぎると、普段なら軽く遇われているのだが、今回は本当に照れてしまっているようで花子くんは何も言わずにただ顔を赤くしていた。その姿が愛らしいのなんの。今すぐ抱きしめてウリウリしたい。

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シズ - 見ながら爆笑してしまいました(笑) 続き楽しみです (2022年8月22日 2時) (レス) @page46 id: 7fbee373af (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - ニコさん» そう言って頂けて嬉しいです! 分かります! 土籠先生攻めいいですよね…ネタがあればまた書こうかなと思います! (2020年3月3日 7時) (レス) id: 2d39e952a2 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 好きです!個人的には土籠先生攻めも結構好きです (2020年3月3日 2時) (レス) id: 40dba85962 (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 腐った人間さん» 自給自足の為に生み出したものなので、他の同士にも供給出来て嬉しいです! 正直この作品はノリだけが命なので、そう言って頂けて良かったです! 拙いですが、これからもお付き合い頂けると嬉しいです! (2020年3月1日 16時) (レス) id: 2d39e952a2 (このIDを非表示/違反報告)
腐った人間 - あ、好きですショタの供給ありがとうごさいます最高です()ノリがよくてすごく読みやすいです!これからも頑張ってください! (2020年3月1日 15時) (レス) id: a770919e54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:被苦人 | 作成日時:2020年2月10日 10時

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