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花子くんにちゃんと謝った。すると、花子くんも今回は自分もやりすぎてしまったと謝ってくれて、喧嘩は無事に終了。
しかも、お互いに反省し合ったあと、花子くんは私に言ったのだ。

『……相談なら俺も聞くから』

きっと白杖代を通じて、私と土籠先生の話を聞いていたのだろう。

けんからん、このショタはまだ必殺のデレを見せてきやがる。心臓に悪いじゃないか。はぁ……尊い。もう好き愛してる。


「(ミョウジ)ー? ねぇー聴こえてるー?」

「え、あぁ……なんですか?」

花子くんがひょこっと私の顔を覗き込んだ。


「なんですかって、(ミョウジ)が聞いてくださいーって来たんじゃん」

「あぁ! そうでしたそうでした! 聞いてください!」

「さっきから聞いてるよ……」


「あのですね! また可愛い男の子を見つけてしまったんです!」

「ヘェー」

花子くんは途端に興味なさげに声のトーンを下げた。


「さすがにあからさま過ぎません?」

「くひひ、ジョーダンだって」

花子くんはぱっと笑った。ふへぇ、可愛い……。


「それで、どうしたの?」

「それでですね、その子が本当にすっごく可愛いんです! 幽霊になってからあんまり時間を気にしたことなかったんですけど、気付いたらもう新学期が始まってたんですね。その子、中等部の新入生らしくて、それはもうお人形さんみたいなお顔立ちをしていましてねぇ、ふへへ、可愛いなぁ……まぁでも、花子くんが推しショタ歴代一位なんですけどねぇ」

「……ふーん」

花子くんは何かを考えるように黙ってしまった。


「ど、どうしたんですか……?」

「……俺も見に行く」

「うぇ!? なんで急に!?」

突然のことに、私はとても変な声を上げる。花子くんはそんなことお構いなしに女子トイレを出ていこうとする。私もそれに着いていく。


「何組?」

「2組ですけど……ほんとにどうしたんですか?」

「……別にぃ」


花子くんは少しだけ不機嫌なように見えた。そんな顔も可愛い、尊い、好き。ほっぺたツンツンしたくなっちゃうんだよね、拗ねてるショタって。しかし、前に怒られたばかりなのでここはぐっと我慢する。

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シズ - 見ながら爆笑してしまいました(笑) 続き楽しみです (2022年8月22日 2時) (レス) @page46 id: 7fbee373af (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - ニコさん» そう言って頂けて嬉しいです! 分かります! 土籠先生攻めいいですよね…ネタがあればまた書こうかなと思います! (2020年3月3日 7時) (レス) id: 2d39e952a2 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 好きです!個人的には土籠先生攻めも結構好きです (2020年3月3日 2時) (レス) id: 40dba85962 (このIDを非表示/違反報告)
被苦人(プロフ) - 腐った人間さん» 自給自足の為に生み出したものなので、他の同士にも供給出来て嬉しいです! 正直この作品はノリだけが命なので、そう言って頂けて良かったです! 拙いですが、これからもお付き合い頂けると嬉しいです! (2020年3月1日 16時) (レス) id: 2d39e952a2 (このIDを非表示/違反報告)
腐った人間 - あ、好きですショタの供給ありがとうごさいます最高です()ノリがよくてすごく読みやすいです!これからも頑張ってください! (2020年3月1日 15時) (レス) id: a770919e54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:被苦人 | 作成日時:2020年2月10日 10時

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