▽48 ページ50
なぜか分からないが、僕とるぅとくん、そしてさとみくんと莉犬くんが集まった
話を聞いていると、2人もこの辺で遊んでたらしい
そーいやるぅとくんが部活のときに言ってたっけな
それにしても、さとみくんの話してるときに会う？
怖いんだけど()
「てかころんどしたんだよ、さっきから黙りこんじゃって」
2人と話していたさとみくんが急に話しかけてきた
「別にどーもしてないけど」
「ふ〜ん」
…めっちゃ気まずいんだけどこの空気
そんな僕たちをよそに、2人はわいわい話している
そして『お手洗いに行ってくる！』と僕たちを置いてどこかへ行ってしまった
おいおい、ますます気まずいんですけど()
そんなときにふとさっきのるぅとくんの言葉が頭をよぎる
“さとみくんに聞いてみましょうよ！”
今なら聞ける気がして、勇気をだしてさとみくんに話しかけようとしたときだった
「ねえころん」
先にさとみくんが口を開く
「ぬえ？」
まさかそっちから話しかけてくるとは思っていなかったので、間抜けな声がでる
そんなことも気にせず、さとみくんは話を続ける
「…ころんってAのこと好きなんでしょ？」
「へえ！？」
「いや、見てればわかるっていうか…
それに部活のみんなの中で有名だし」
「ふぇ！？」
僕はまたしても間抜けな声をだす
いやまって、るぅとくんだけじゃなかったの！？僕がAのこと好きって知ってるの…
そしてここでさらに驚くことになった
「実は俺も好きなんだよね、Aのこと」
「…はぇ！？」
そうなんじゃないか…
とは思っていたがまさか本当にそうだったなんて…
僕は目を丸くして思考停止状態
そんな僕を見てさらに追い討ちをかけてくる
「例えころんとAが幼馴染みだとしても、俺は身を引かないから」
そうまっすぐな瞳で言う彼に少し後退りしてしまった
“幼馴染み”が有利な立場だと思っているんだろうけどむしろ逆
僕にとっては大きな壁でしかない
距離を縮めようとしても何も変化はない
“好き”を伝えても勘違いされる
でも僕も諦める気はないよ
いくらライバルがさとみくんでも
それぐらい僕もAのことが大好きなんだ
僕は一歩さとみくんに近づき宣戦布告をする
「それはこっちのセリフだよさとみくん
どっちが勝っても、恨みっこなしね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 228人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mona - かわのさん» コメの返信ありがとうございます〜wwはいっ！めっちゃキュンキュンってなってドクドクッてなります！(語彙力)楽しみです〜(’-’*)♪ (2021年1月14日 22時) (
レス) id: 935d4bc1e3 (このIDを非表示/違反報告)
かわの(プロフ) - monaさん» ほんとですか！？そういってもらえて嬉しいです！さらにキュンキュンさせられるよう、更新頑張ります！ (2021年1月12日 23時) (レス) id: b24a9b171b (このIDを非表示/違反報告)
mona - え？めっちゃキュンキュンするじゃないですか…(〃ω〃)更新頑張ってください！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: 935d4bc1e3 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ころんくん夢主ちゃんお疲れ様です (2021年1月3日 14時) (レス) id: d8b259ea85 (このIDを非表示/違反報告)
かわの(プロフ) - るるちゃ(−_−＃)さん» そういってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年12月14日 23時) (レス) id: b24a9b171b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かわの | 作成日時：2020年11月28日 23時
