幼馴染みCと転校生S【青】【桃】

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「は！？え、まってください、ばかなの！？」


「やめて、僕の心抉られるからやめて、！！」








またもや話を聞いていれば、次々と驚きの出来事が…
いくら風邪引いて頭おかしくなっていても、いきなりぎゅってしたり手繋いだり、しまいにはAちゃんを押し倒して告白！？








「ばかなの！？！？」(本日2回目)


「るぅとくんんんん」( ；∀；)









まったく…それ僕がAちゃんだったらころちゃんのこと蹴り飛ばしてましたよ？((









「だから！ありがとうとごめんなさいの気持ちをね！？プレゼントでね！？」


「なるほど…言葉では言ったんですか？」


「うん」


「それでAちゃんはなんて？」


「“気にしないで”って
あと“好きって幼馴染みとしてってことでしょ？”って
僕臆病だからそこで否定できなかった…そういう好きって意味じゃないのに…」







どんどん言葉が小さくなっていくころちゃん


高校1年生の秋、ころちゃんがAちゃんに好意をよせているのを知った僕
それからは僕にだけ恋愛相談をしてくれ、それに答えていた
一途で鈍感なAちゃんに気づいてもらおうと頑張っているその姿を、僕は今でも応援している







どうしよ…僕になにかできることは…








「ん〜とりあえず！プレゼント選びましょ！それからです、どうしたら振り向いてくれるのかを話すのは」







結局どうすることもできず、良さげな雑貨屋さんに連れていく









。.:*:・'°☆。.:*:・'°☆









「ありがと〜るぅとくん！おかげでAが好きそうなの買えたよ〜」








袋を手に持ち、さっきの落ち込んだ顔とは裏腹に嬉しそうな顔のころちゃん







「いえいえ、というかほぼころちゃんが選んでたじゃないですかw」


「気のせい気のせい〜」








僕たちはそのあと、近くのお店でクレープを買いベンチに座って話をすることに








「僕ね、最近思ってることがあって」








ころちゃんがクレープに乗ってるバナナをスプーンでつつきながら話しているのを横で聞く


まさか僕がクレープを喉に詰まらせるなんて知らずに

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