仕事なんてクソくらえ【五条悟】 ページ35
五「あー仕事行きたくなーい」
「でも行かないと」
五「もう紫で全部吹っ飛ばそうかな」
「やめてね、絶対」
五「あと5分だけこのまま。そしたら行く」
「うん」
五条先生の部屋に泊まった次の日の朝、必ずこうなる。
いつもギリギリまでずっとベッドの中で、伊地知さんが呼びにきて慌てて出かける。
五「…はー、いい匂い」
スーハースーハー言いながら私のうなじを嗅ぐ先生。
その姿はまるで…
「玉犬に似てるよね、先生」
五「え、」
「玉犬もよく匂いクンクン嗅いでるし、先生と同じで白くてふわふわ」
五「…それは喜んでいいのかな？」
「もちろん。私、先生も玉犬も好きだから」
五「僕も、A好き！」
また更にぎゅーっと抱きしめられる。
幸せなんだけど…ほんと、時間ないよ？
そろそろ、伊地知さん来るよ。
五「あーあと1分、あと1分だけ」
伊「五条さーん！新幹線の時間が！」
「あ、ほら。お迎え来たよ」
五「聞こえない」
「聞こえてるでしょ？」
五「あと3分待ってって言っといて」
「うん」
渋々ベッドから出てバスルームに向かう先生。
私は玄関に向かいドアを開ける。
私を見た伊地知さんは全てを悟りため息をつく。
「すみません、伊地知さん」
伊「あと何分ですか？」
「3分だと言ってました」
伊「わかりました。とにかく急いでくださいと伝えてください」
五「お待たせ」
「あ、来ました来ました」
伊「行きますよ、五条さん」
五「ちょっと待って、いってらっしゃいのは？忘れてる」
「…いや、伊地知さん見てるし」
五「早く」
先生が口を突き出し待ってるのは、いってらっしゃいのキス。
コレもいつものこと。
「伊地知さん、お見苦しいもの見せますが許してください」
伊「いつもごちそうさまです」
伊地知さんの前でするのももう慣れたな。
軽くキスしても先生は満足せず、結局激しくキスされる。
それも長い。
「…っ、ふ、すとっ、ぷ…！」
五「無理」
「違！もうだめ！ステイ！」
五「…」
「私、たくさんご飯作って待ってますから。ね？頑張ってきてください」
五「…仕方ない、行ってくる」
「うん。いってらっしゃい」
五「いってきます」
伊「行きますよ」
先生と伊地知さんが行ったのを見送り、時計を見ると、伊地知さんが来てからもうすでに20分以上経っている。
…新幹線大丈夫かな。
「さ、私も準備するか」
バレンタインデー� 變礁冥頻機暸�←彼シャツの威力…？【伏黒恵】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 677人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
浅井(プロフ) - 刻卯さん» リクエストありがとうございます！只今全力で作成中です！しばしお待ちを！ (2021年3月11日 3時) (
レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
浅井(プロフ) - yuunaさん» リクエストありがとうございます！全力で作成させていただきます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2021年3月11日 3時) (レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
刻卯(プロフ) - はじめまして！リクエスト失礼致します！五条先生で両片想いをお願いします！ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 1c6cfaebb6 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - リクエスト失礼します！五条悟で夢主がメンヘラな五条の事怠いな〜と思って冷たくしてたら五条が泣き騒ぐ話を見たいです (2021年3月10日 18時) (レス) id: a73b6209c2 (このIDを非表示/違反報告)
浅井(プロフ) - ３８１さん» めっちゃ嬉しいラブレターありがとうございます！めっちゃ励みになります。浅井頑張りまくっちゃいます！381様もお身体に気をつけながら読んでください！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：浅井 | 作成日時：2021年2月25日 11時
