逆刃刀の女2【銀魂】

過去回想編3 貴「お気に入り100人突破しました！！本当にありがとうございます！！」作「はい、びっくりはん！！(((殴」銀「ひょっ○りはんパクるんじゃねぇえ！！あとなんか腹立つ。」作「だから私の扱いひどくない？？」 ページ17

貴方side


どれくらいたっただろう。やっと私は泣き止み、落ち着きを取り戻した。


松「まだ私の名前を言っていませんでしたね。
私の名は吉田松陽。松下村塾と言うものを開いている者です。」

松下村塾………噂には聞いていた。貧しい子供達に無償で勉学や武道を教えている男がいると。


吉田松陽と名乗った人はしゃがみこみ、私の目をしっかりと見ながら微笑んだ。

松「もし良かったら私達と一緒に来ませ
んか？
私も教え子が増えることは嬉しいですから。
それに、女の子をこんな所に独りぼっちにさせるわけにはいきませんからね。」

え…………。


どうしよう。

色々なことがありすぎて頭の整理がつかない。

こんな急にあった人についていっていいのだろうか。


だけど、わたしにはもう明日から過ごすお金もない。家もない。帰りを待ってくれている人もいない。


それにこの人は私の命を救ってくれた。


《もう、大丈夫ですよ。》

そう言ってくれたこの人を信じたい。



貴「一緒に行きたい…です。これからよろしくお願いします、松陽先生！」

松「…良かった。そうだ、この子を紹介していませんでしたね。」

松陽先生はホッとした表情をみせると隣にいる男の子に視線を向ける。

松「彼は坂田銀時。私の教え子の一人です。破天荒な所がありますが、仲間思いの良い子ですよ。」

銀「…坂田銀時だ。松陽の弟子としては俺の方が年上だから、銀時先輩って呼べよ。」
.
銀時君は照れたのかそっぽを向きながら言った、

松「こら、銀時。そんな言葉使いはいけませんよ。侍たるもの半端はいけない。」

ズドォオオンン！！！

松陽先生が少し拳を振るっただけで銀時君は地面に埋まった。……え？

思わず二度見してしまったが銀時君は地面に埋まっていた。

銀「痛ってェエエェエエ！？！？先生、半端って言葉関係なくないですかあああ？？？」


松「関係ありますよ。多分。」

銀「先生多分なんて言葉で俺の寿命減らさないでください。」


どんだけ強いの松陽先生………。

ギャーギャーと騒ぐ銀時君。

そんな姿を見るとだんだんおかしくなってきて、

貴「ふふっ……あはははっ！！」

思いっきり笑ってしまった。

すると、二人は動きを止めてこちらを見る。

銀「………やっと笑ったな。」

松「ずっと悲しそうな顔で心配だったんですよ。………貴方の名前を教えて貰えますか？」

過去回想編4 銀「ここで重大なお知らせがあります。……夢主はホントは男だああ！！！………とか…さ、言ってみたりなんかして…イヤほら、インパクトがあって目立つじゃん？」貴(めっちゃ爽やかな笑顔で)「死ね。」銀「ぎぃああごめんあああ！！！」→←過去回想編2

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