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裕翔と圭人は魔物の所に向かっていた。
ドキドキと心臓が早まる中、自然と2人の足も速くなる。
裕翔「アイツらの言っていた生き物ってあの生き物の事を言っているんだよな」
圭人「うん。そうだと思う」
裕翔「一体、アイツら何なんだ」
圭人「分からない。でも、あの生き物の事、悪く言ってた」
裕翔「凶暴だって言ってたな」
圭人「凄く大人しいのに」
裕翔「俺も思う。とにかく、アイツらにあの生き物を渡したらダメだ」
圭人「何されるか分からないからね」
裕翔「アイツらに見つからない内に森にでも逃がそう」
圭人「そうだね」
すぐ側で小人サイズのダイキが聞いているとも知らずに2人の足は遂に走り出した。
魔物が隠れている建物に着くと裕翔と圭人は異様な光景を目にした。
ケガをしているはずの魔物が狂うように暴れている。
しかも同じような魔物が数十体。
その魔物達はあちらこちらにぶつかりながら、建物中を壊していた。
壁や柱が崩れていたり、曲がっていたりしている。
閑散としていた建物の中にあるたった1つの機械は壊れた隙間に電気の流れを作っていた。
圭人「何でこんなに沢山……」
圭人の体を恐怖が一気に支配し、思わず半歩後ろに下がった。
その瞬間、魔物達が一斉に裕翔と圭人に視線を集めた。
2人に向けられる沢山の目。
そこには昨日まで見せていた弱々しい目付きはなく、代わりにあるのは獲物を見つけたという鋭い目付き。
逃げなければ……。
そう思っても体が恐怖で動かない。
魔物達は空間を切り裂くような雄叫びをあげながら2人に飛びかかった。
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hina(プロフ) - 霙（みぞれ）さん» そう言って頂けると凄く嬉しいです。有難うございます。 (2020年1月30日 21時) (
レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
霙（みぞれ）(プロフ) - 本当に好きすぎます…！！これからも楽しみにしてますね！ (2020年1月29日 15時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - NMダイキング担さん» おめでとうございます。こちらこそいつも読んで頂いて有難うございます。 (2020年1月5日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたしますm(__)mお大事にしてください (2020年1月5日 11時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - JUMPLOVEさん» おめでとうございます。こちらの方がお願いします。いつも、有難うございます。 (2020年1月2日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hina | 作成日時：2019年12月7日 21時
