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侑李「3人の為に何かしたい！」
叫ぶと同時に空が光り輝き、侑李はその眩しさに目を閉じた。
眩しさに落ち着いた頃、静かに瞼を開けると何もない白い空間に侑李はいた。
目の前には知らない細身の男性。
初対面のしかも普通ではない世界で侑李は何故か『この人は信用出来る』と直感した。
コウタ「俺は地の精霊」
侑李「地の…精霊？じゃあ、ダイちゃんやケイと同じ」
コウタ「ああ。俺はあの2人の仲間だ」
侑李「そうなんだ。でも、何で僕の前に？」
侑李(何故だろう。僕、人見知りなのに自然と会話が出来る)
コウタ「侑李は俺と契約を交わすことが出来る」
侑李「契約？」
コウタ「そう。俺は侑李の中にある命の炎を見た。侑李も俺の中にある命の炎が見えるはず」
初めて出会った時から見えていた茶の炎。
侑李(あれは命の炎だったんだ)
コウタ「それが契約出来る条件」
侑李「僕も精霊術師になれる？」
コウタ「なれる」
侑李「涼介達を助ける事が出来る？」
コウタ「出来る」
侑李「ならする。契約。ううん。して下さい」
コウタ「契約したらどうなるか聞かなくていいのか？」
侑李「いい。知ってるから」
コウタ「分かった」
コウタ「地の精霊コウタはかの者と契約す。名を侑李」
侑李とコウタの中にある命の炎が光り輝き、2人を飲み込んだーー。
侑李「僕は皆を守りたいんだ！」
侑李が叫ぶとコウタの体から地の気が空高く立ち上がった。
そして、自由になる体。
コウタが手を前に出すと魔物を四方から鋭い刃となった地面で突き刺した。
柱となっていた魔物は悲鳴もあげずに消えていった。
ケイ「やっと体が自由に動く」
ダイキ「コウタ、サンキュー。さすがコウタだよな」
コウタ「いや。侑李のお陰だ」
ホッと息をつく精霊達。
そこに侑李の呻き声が聞こえてきた。
コウタ「侑李！？」
ダイキ達が慌てて振り向くと侑李の体は闇の気で包まれ、苦しそうに顔を歪めていた。
闇の気に混じって地の気が陰の持つ茶色の球体に流れている。
ケイ「あれはまさか！開封の光！」
ダイキ「しまった！」
ダイキ達はすぐに陰に攻撃を仕掛けた。
しかし、攻撃は陰の闇によって簡単に消された。
やがて、全ての地の気が開封の光に吸い込まれた。
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hina(プロフ) - 霙（みぞれ）さん» そう言って頂けると凄く嬉しいです。有難うございます。 (2020年1月30日 21時) (
レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
霙（みぞれ）(プロフ) - 本当に好きすぎます…！！これからも楽しみにしてますね！ (2020年1月29日 15時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - NMダイキング担さん» おめでとうございます。こちらこそいつも読んで頂いて有難うございます。 (2020年1月5日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたしますm(__)mお大事にしてください (2020年1月5日 11時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - JUMPLOVEさん» おめでとうございます。こちらの方がお願いします。いつも、有難うございます。 (2020年1月2日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hina | 作成日時：2019年12月7日 21時
