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「おー、大先生！よく来たな！まぁ、入れや！」
リビングからシャオさんが言っているのが聞こえた。
「いや、ここ私の部屋！」
そう答えながらシャオさんが履かなかったスリッパを鬱先生に勧める。
ありがとうございますと軽く会釈しスリッパを履いた鬱先生に意外な印象を持った。まあ、大人ですもんね。当然っちゃ当然ですよね。
リビングのドアを開けて入室を勧めると、やはり軽く会釈してから部屋に入った。
「おーっす！お疲れーっ！」
シャオさんが手をヒラヒラとさせながら言う。
「いや、お前らさーっ！ほんまに！急に消えんのやめろや！」
「ふふっ、おもろいかなと思って」
「ほんまふざけんなや！オコメチャンも聞いてや！駅前のコンビニまで煙草買いに行ったらさ、そもそもあの店煙草売ってへんし！」
「そうなんです！あそこ煙草ないんですよ！」
喫煙者の友人が来る度にキレてるのを思い出した。
「シャオちゃん教えてくれんねん！ひどくね？だからさ、別方向の商店街側のコンビニにわざわざ行って買うてんやん！」
「ええー！商店街の手前のところですよね？めっちゃ遠いじゃないですか！」
「大先生は学ぼうぜ。何度目やねん。」
「いちいち覚えられるか！」
「それは覚えてー」
トントンさんとシャオさんがヤレヤレといった表情で言う。
「ほんでさ、コンビニからまた遥々マンション戻ってきてさ、何回鳴らしてもオートロック開けてくれんから何でやろって思いながらLINEしてん！ほんならこのあほシャオロンがゴリラの檻とか意味わからん返事してきやがってな！たまたま住人の方が外出するのにドア開いたからその隙に入ってんけど、部屋ピンポンしてもトントンすら出てこんからめっちゃ焦ったしな！」
「まぁ、ワイらはその時既にオコメチャンと居ましたからね」
「オコメチャンとこ俺も行ってええんかなってLINEしたら女性の部屋に男が上がるんですか？とか抜かしよるしな。お前らも上がっとるがな！」
鬱先生がシャオさん達を指差すと、指された当人たちは楽しそうに笑い、シャオさんは勝手に座布団を取り出した。
「まあまあ、とりあえず座れよ。ビールでええか？」
「いや、私の部屋なんですけど？」
そう言いながらも冷蔵庫へ向かう。
「あ、じゃあビールで」
冷蔵庫からビールを取り出してリビングへ戻る。
シャオさんが勝手に出した座布団に座るよう勧めると、鬱先生はすみませんと再度頭を下げて座った。
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くゆる(プロフ) - すずらんさん» すずらんさん、こんにちは。コメントとTwitterもフォロー頂けて嬉しいです。応援して頂けるとやる気に繋がります！これからも読んで頂けると嬉しいです。よろしくお願いします！ (2020年2月11日 15時) (
レス) id: f8c0fb5fa1 (このIDを非表示/違反報告)
くゆる(プロフ) - 紅茶さん» 紅茶さん、遅くなってすみません。ありがとうございます。お言葉に甘えて無理せず更新しすぎてコメントすらも遅れてしまいました。ごめんなさい！相変わらずのんびりになるとは思いますがこれからも読んで下さると嬉しいです。よろしくお願いします。 (2020年2月11日 15時) (レス) id: f8c0fb5fa1 (このIDを非表示/違反報告)
すずらん(プロフ) - おはようございます、更新お疲れ様です。いつもとても楽しみにしております！応援させてください！ (2020年2月9日 6時) (レス) id: 14859b81d2 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶 - 大好きです!!!!更新無理せず頑張ってください!!!応援してます！ (2020年1月5日 21時) (レス) id: 203f8de236 (このIDを非表示/違反報告)
くゆる(プロフ) - ゆきなさん» ゆきなさん、明けましておめでとうございます。遅くなりすみません。オコメチャンきっと感無量です！イケメンかな？ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。 (2020年1月5日 1時) (レス) id: f8c0fb5fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くゆる | 作成日時：2019年10月28日 22時
