一つ上のグク ページ28
JK「は?」
意味がわからないという表情をしてるジョングクさん
「違和感があるところが何箇所かあるのでそこを直せばアルバムに入れたいレベルのいい曲です」
JK「え、まじ」
「なんで、そんな焦ってきたんですか?もう寝てる時間ですよね?」
私の隣にある小さめの椅子にジョングクさんは座った
JK「あーナムヒョンのいびきで寝れなくてさ。で、考えごとしてたら、そういえばUSB忘れたって思い出して。まじで誰にも聞かせる気なかったし、恥ずかしいし、誰かに聞かれちゃう前にって宿舎から飛び出してきた」
こんなに話す人だったんだ
とびっくりしたけど
あ、そうか、私の前だけ話さなかったか
オッパ達の前ではよく話してるしなんて
「はは、そうだったんですね、一足遅かったですね」
そう答えれば「本当にアルバムに入れるの?てか、入れれるの??」なんて心配し始めたジョングクさん
「入れたいです」
JK「…自分の作った曲聞かれるの怖いとか思ったことないの?」
「なんで怖いんですか?」
JK「いや、感情を音楽にして、言葉にして歌うのって自分を全て見られてる感じがするから、怖いし恥ずかしいって思うから」
たんたんと私の前で話すジョングクさんは前より"私"を気にしてないみたいだった
「なるほど…
そうは思ったことないです。
逆に私の感情は音楽でしか表現できないので楽しいとしか…
あとは、感情の整理にもなります。あー私ってこう思ってたんだって」
JK「羨ましい、Aが」
初めてジョングクさんに名前で呼ばれた
だから、私も「私はジョングクオッパの声が羨ましいです」なんて答えると
JK「…オッパって呼ばれ慣れてないから心臓に悪い
…けど、いい
声はAの方が何倍もいいよ」
「防弾のメインボーカルが何いってるんですか。
love is not overの作業また一緒にやりましょう。
今日はもう寝なきゃです、オッパ」
JK「Aは寝ないの?」
「私は昼、寝たので、眠くないです
まだここで、作業します」
JK「じゃーここのソファで寝ていい?」
「あーどうぞ?パソコンの音がうるさかったら、ごめんなさい」
JK「ナムヒョンのいびきよりマシ、はは」
そうして、ジョングクオッパは私の作業してる後ろのソファで夜を明かした
この日から夜中に作業してる時は
ジョングクオッパがそのソファで寝ることが多くなった
360人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:jinna | 作成日時:2021年12月3日 22時