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個性 ページ15

練習風景をじーっと見ていると最初は私がいることを気にしていたメンバー達だけど
だんだん、私がいないかのように練習し始めた



彼らの本当の姿をみてるみたいだった







一番びっくりしたのはマンネのジョングクさん



JK「ヒョン!ここはこうです!」


JK「今、テヒョンイヒョンがずれてました」


JK「ユンギヒョンここはこうじゃなくて、こっちの方がかっこいいです」




さっき私に恥ずかしくてか、目も合わせてくれなかったのに
自分から発信してグループが少しでも良く見えるように努力してた




「なるほど」



ジョングクさんは熱い男なんだな









ダンスの面でいうなら、この2人




JH「ジンヒョン、ナムジュナ、ちょっとこっち」




うん、そう、ダンスが苦手なんだろうな

でも、努力してるし、追いつこうと必死に食いついてるあたり
このグループの問題ではなさそうだった



違うところを見れば、個人の時間で休憩してるメンバーもいるのに、さっきからずっと気に食わないのか
同じところを何度も繰り返して、鏡の自分と戦ってる、ジミンさん



うまいのに、
できてるのに
何が気に食わないのか私にはわからなかった




ずっと見てると視線を感じたのか、目があった



「あ」



そらされたかと思えば
こっちに向かってくるジミンさん




隅っこで地べたに三角座りしてる私の前にきて


「ダンスうまいって聞いたんだけど、教えてくれない?」




ほんわかした、優しい声でそう言われた




そんなこと言われても、私は別に自分がうまいと思ったことないし、先生じゃないし、時間があるときにソンドゥク先生に見てもらえばいいのになんて思ってる時には遅くて




手を引っ張られて鏡の前に連れて行かれた

ダンス練習→←防弾少年団



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作者名:jinna | 作成日時:2021年12月3日 22時

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