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王女 お泊まり ページ10

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イル「花火だーーー!!」

アズ「はな…?」

イル「火薬のつまった玉を空に打ち上げて…爆発?させる…」


人間界のものだろうか…

ハナビ?を初めて聞いた私たちは「飛行者を打ち落とす…?」「殺りく兵器!」などと好き放題に言う


イル「ちがうちがうちがう!観賞用ですよ!光の花を夜空に打ち上げるんです」

キリヲ「観賞用!」


夜空、夜までやっているバトラパーティには持って来いかもしれない


イル「キレイだしきっと目立ちます!魔具研究バトラのこと知ってもらえますよ!それに…」


入間くんは青く澄んだ空を指さすと「スペースも空なら関係ないですし」と言った

スペースのない私達だからこその披露にピッタリだ


キリヲ「ええかもなぁ!夜空に花!」

アズ「流石入間様!素晴らしい発想力です!」


でも一つ問題があった

制作までの期間が短いのと実物を知らない事

それを伝えるとキリヲ先輩は一つ提案をした


キリヲ「じゃあ、お泊まり作業の申請してこよか」


●・●・●・●


クララ「パジャマ!まくら!その他諸々!
さあレッツ、お泊まり!!!」

アズ「やかましいッ!!」


お泊まりがよっぽど嬉しいのか、ナイトキャップに布団まで敷いているクララ

まだ花火の実験もしていないのに…気が早い

クララを落ち着かせていたその時、実験をしていたキリヲ先輩が爆発を起こした


イル「キリヲ先輩!」

キリヲ「や〜また失敗してもうたわ〜〜」


「もう少しやと思うんやけど…」なんて暢気にいうキリヲ先輩に、入間くんは「早く手当てを…」と駆け寄る


キリヲ「あぁ、ケガはしてへん…って、触った方が早いな。手、出してみ」


恐る恐る手を出すとピタリと冷ややかな透明の壁に手が触れる

…これが”鉄の防壁”と呼ばれるアミィ一族の


イル「壁!?」

キリヲ「僕の家系能力”絶壁(バリア)”この魔術のおかげで魔力が少のうても、今まで大ケガせんでこれたんよ」


「花火の反動と驚きで吐血はするけどな」と付け足す先輩


キリヲ「しかし難しなぁ、見たことないもん作るのは…」

『せめてなにか見本でもあれば…』

イル「ですよね、僕しか実物知りませんし…見本…あっ、」

王女 特賞→←王女 花火



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あまね(プロフ) - かんけつ?! (5月6日 22時) (レス) @page15 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、更新ありがとうございます。これからも影ながら応援しています。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月21日 22時) (レス) @page7 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
失踪癖(プロフ) - 八つ橋さん» ご愛読ありがとうございます!更新がんばります (2022年10月19日 20時) (レス) id: 400882964c (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、夢小説全部見させてもらいました。全部面白かったです。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月9日 23時) (レス) @page1 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:失踪癖 | 作成日時:2022年9月27日 18時

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