王女 サーティン・ディナー ページ6
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三傑会議
魔王不在の今、新たな魔王を決めるべく定期的に行われる定例会議
そこでは今回も
ベリアール「今日こそは…決着をつけよう」
レディ「無論です…行きますわよ」
テーブルに叩きつけられる数々の写真
ベリアール「ウチの孫が一番カワイイ!!!見ろこのお手てを!最高に愛い!」
レディ「いーえ!!優秀な孫こそ誉れ!うちの孫こそ至高です!」
今回も三傑であるお二人…ベリアール様とレディ・レヴィ様の孫自慢大会が始まる
ベリアール「今日も審判してくれさっちゃん!Aちゃん!
…ん?どしたん二人共」
サリバン「ふっふっふ。今日の僕は一味違うよ!」
『えっとーーー、実は…』
サリバン様は負けじと一枚の写真を見せびらかす
サリバン「なんと!僕にも孫が出来ましたーー!!!」
ベリアール、レディ「なっ、なにーー!!?!?」
驚くのも無理はない。そもそもサリバン様にご子息はいないのだから
「誘拐?」の一言に「ノーコメントで」というサリバン様
ある意味誘拐でしたからね…
ベリアール「まあいいや。Aちゃん審判してくれ!」
『いえ、それでは毎回入間くんが優勝としか…』
レディ「そうねぇ。ベル坊呼ぶ?」
サリバン「えーでもぉ…」
下の階ではなにやら揉めているようで、ドオンッと鈍い音が響く
サリバン「忙しそうだし」
ベリアール「どうせ魔王が不在の問題でもめとるんじゃろ」
「元気ねぇ」なんてぼやく三傑の皆様
それほどお父様の不在というのは大きな問題なのだ
サリバン「どうする?魔王決める?」
ベリアール「カードでならいいぞ」
『ベリアール様イカサマするじゃないですか…』
どこからともなくカードをだすベリアール様
ジャカポ式のカードなんて。正攻法で勝てる訳がない
レディ「カードでも何でもいいからさっさと決めちゃいなさいな」
ベリアール「コラなに一抜けしとるんじゃ」
レディ・レヴィ様は大きくため息をつくと
レディ「だって、こういうのは年功序列でしょ?若人は身を引きますよ。ねっAちゃん」
ベリアール「なにが若人じゃ!ほぼ同い年じゃろババア!」
サリバン「その肌にいくら使っとるんじゃわ若作りババア!」
『サリバン様、ベリアール様…』
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あまね(プロフ) - かんけつ?! (5月6日 22時) (レス) @page15 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、更新ありがとうございます。これからも影ながら応援しています。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月21日 22時) (レス) @page7 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
失踪癖(プロフ) - 八つ橋さん» ご愛読ありがとうございます!更新がんばります (2022年10月19日 20時) (レス) id: 400882964c (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、夢小説全部見させてもらいました。全部面白かったです。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月9日 23時) (レス) @page1 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:失踪癖 | 作成日時:2022年9月27日 18時