検索窓
今日:6 hit、昨日:15 hit、合計:23,642 hit

王女 親睦 ページ5

.


『こっこれは…かわいい…』


使い魔との交流を深めるなか、ひときわ注目を集める生徒…入間くんとその使い魔、カルエゴ先生

ロビン先生の「フリスビーやろう!」の一言から始まった地獄

今にもキレそうなカルエゴ先生の姿は、悔しくもフワフワのモコモコ

限界に達したカルエゴ先生に頭を下げる入間くん


『かわいい…』


私が呟くと足元にいたグリフォンが足にすり寄る

『お前も可愛いよ』と言いその子の喉元を撫でるとグルルル…ど喉を鳴らした


サブロ「ム、己のケルビーの方がカッコイイ!そう思うであろう級友!?」

アズ「なっ、私のゴルゴンスネークの方が美しい!!」

『っ!!』


そう言うと二人の使い魔からそれぞれ火柱と水柱をあがる

間一髪で避けたものの、危なかった


サブロ「もう面倒だ!直接対決といこうではないかッ!」

アズ「いいだろう!その馬まとめて絞め殺してくれる!」

ロビン「ちょちょっ!何やってるの!使い魔は競うものじゃ…」

サブロ、アズ「やかましい!!」


先生の言葉も届かず、被害は広まる一方

あんな魔獣同士の殺し合いに巻き込まれたら…!


ロビン「退避!!!皆はやくっ!」


現場は騒然。魔獣達が雄たけびをあげ、誰もが終わりを感じたその瞬間


カルエゴ「粛に」


そのフォルムからは考えられないほどの威力を発揮するカルエゴ先生

一発で魔獣を再起不能にさせてしまった

す、凄い。さすが8(ケト)ランク


カルエゴ「新任、なぜ使い魔には信頼が重要か答えろ!」

ロビン「だ、だって使い魔はパートナーで…」

カルエゴ「違う」


カルエゴ先生はロビン先生に詰め寄ると「食い殺されんためだ」という


カルエゴ「使い魔はペットでも相棒でもない。主人が調教を怠れば脅威となる魔獣だ。

使い魔を恐れろガキども。それが真の信頼だ」


なんともカッコイイセリフに動けなくなる


カルエゴ「分かったらさっさと使い魔を労われ!今すぐ!!」


かくして使い魔交流は仕切りなおされ…主従の親睦は少し深まると同時に、Aの中でカルエゴに対する特別な感情が芽生え始めていた




●・●・●・●


戒めtwitter初めました

「失踪癖」@pi7o_yです

王女 サーティン・ディナー→←王女 使い魔交流



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
358人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あまね(プロフ) - かんけつ?! (5月6日 22時) (レス) @page15 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、更新ありがとうございます。これからも影ながら応援しています。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月21日 22時) (レス) @page7 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
失踪癖(プロフ) - 八つ橋さん» ご愛読ありがとうございます!更新がんばります (2022年10月19日 20時) (レス) id: 400882964c (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、夢小説全部見させてもらいました。全部面白かったです。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月9日 23時) (レス) @page1 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:失踪癖 | 作成日時:2022年9月27日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。