王女 透明な壁 ページ15
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ｱｽﾞ「やはりどこにもいません！バトラ室や食堂、中庭めぼしい場所は探したのですが…」
『こっちも…あとは3年塔くらいかな…』
ｲﾙ「うーん、キリヲ先輩どこ行っちゃったんだろう…？」
ｸﾗﾗ「きっとひとりで前夜祭巡りしてるんだよ！」
ｱｽﾞ「それは貴様だ！！！」
アイス、ヤキソバにたこ焼き…さっきまで通ってきた屋台の商品をひとしきり買ったであろうクララ
ｱｽﾞ「やはり…逃げたのでしょうか
披露に自信がなくなって…直前で怖くなった、とか」
『そんな…もしそうなら打ち上げは…』
私も、キリヲ先輩がいなくなった時は逃げたのだと真っ先に考えた
しかし入間くんは違った
ｲﾙ「大丈夫だよ。花火の玉を持って行ったのが先輩とは限らないし、それにあんなに自分の目標に一生懸命な先輩だもん。心配いらないよ。だから僕たちはキリヲ先輩を信じて待とう」
入間くんがそう言った瞬間だった
あたりが大きく揺れ、立っていられず座り込む
『…っ、おさまった？』
ｲﾙ「皆！大丈夫！？」
ｱｽﾞ「はい！今のは…」
ｲﾙ「よく分からないけど、外にッ！？」
アズくん達の元に駆け寄ろうとした入間くんが何かにぶつかる
これって…
ｲﾙ「廊下に、見えない壁が…ッ！？」
『壁…みたいなバリアだね。これって先輩の…』
ｱｽﾞ「確かにこのバリア…先輩の魔術と同じですね…すぐにでもそちらに行きたいのですが…！ってA！なぜ貴様は入間様と一緒なのだ！」
『いいでしょ』
ｱｽﾞ「羨ましい！！」
ｸﾗﾗ「キリやん先輩ずるい！私もサプライズやりたい！」
そういえば…さっきアナウンスでサプライズって言ってたけど、そんな話ではなさそうだ
ｱｽﾞ「先輩の魔力でこれほど強固なバリアを学校中に張るなんて信じがたい…これがもし姿を消した先輩の単独行動だとすれば、途方もなく入念に計画された騒動ということになるぞ…！」
ｲﾙ「一つだけ…先輩の居場所に心当たりがあるんだ！迷路を抜けて辿り着ける保証はないけど…先輩のことが心配だから。僕が向かうのを手伝ってほしい！…いいかな？」
ｱｽﾞ「勿論です！」
終わり
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あまね(プロフ) - かんけつ？！ (5月6日 22時) (
レス) @page15 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、更新ありがとうございます。これからも影ながら応援しています。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月21日 22時) (レス) @page7 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
失踪癖(プロフ) - 八つ橋さん» ご愛読ありがとうございます！更新がんばります (2022年10月19日 20時) (レス) id: 400882964c (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、夢小説全部見させてもらいました。全部面白かったです。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月9日 23時) (レス) @page1 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：失踪癖 | 作成日時：2022年9月27日 18時
