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No side
「あの…何これ」
「……おい、離せ」
「⁉」
「がっはっは!やっぱり居たかお前等‼」
「おい腐れポリ公!ゴリラがイケメン襲ってるネお前らんとこのゴリラだろちゃんと飼育しとけヨ!」
「誰が腐れポリ公でィクソチャイナ」
「総悟ゴリラのとこ否定して⁉俺人間!」
「あらやださっきご自分でゴリラって言ってたじゃないですか」
「お妙さん⁉」
ガサ、と草むらから姿を現した面々。
近藤は一部は気付いていたようだが全ては把握しきれていなく、ぞろぞろ集まってきたメンバーに苦笑した。
やっぱりコイツらはAちゃんの事が大好きだと。
神楽によって近藤の腕の中からぶん奪られたAは現在お腹に彼女の腕ががっちりと巻きつけられ固まったまま状況を把握出来ないでいた。
そんな中空気を一番に破った銀時が真夜中であるにも関わらず大きな声で近藤に向かって抗議する。
「ねぇおかしいじゃん?数話前の話から俺か100億歩ぐらい譲ってクソ杉君の流れに行く感じだったじゃん?読者の人も第2回の投票で100億パー俺だけどどっちか落ちかなとか思い始めた頃じゃん⁉」
「ンな訳ありやせん旦那妄想激しすぎでさァ」
「どっからくんだお前のその自信」
「天然パーマが脳みそまでパーマかけてしまったのだろうあまり言うものでない土方君」
「脳みそってパーマかけれたんだ」
「………」
呆れたように息をつく高杉。
よく分からない抗議の仕方をする銀時に対しコイツは駄目だと遠い目をし、主に女性陣によってもみくちゃにされてるAを見やる。
加減なく肩を揺さぶられポカポカと叩かれキツく抱きつかれてる彼女。
全員本当の事を聞いて大変ご立腹の様子だ。
「酷いアルA!わたし達そんなに信用ないアルか⁉」
「うぅぅー…馬鹿ッスAー‼」
「すまない、僕が不甲斐ないばかりに君にそんな不安を…」
「水臭いわよAちゃん。ゴリラには相談出来るのに親友の私達には相談出来ないの…?」
「馬鹿!もう、Aさんの馬鹿!好き!」
「何を言ってるんじゃ猿飛…、A、見くびってもらっては困りんす」
……そして、言いたい事をほとんど女性陣に言われ肩を落とす男性陣に近藤はまた苦笑いをこぼした。
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かっぱの子(プロフ) - 皆さまこんにちは!お知らせしていた日替りの件ですが、キャラの募集の締め切りを11月末(金曜)まで伸ばしたいと思います!是非是非たくさんの方の投票お願い致しますー! (2018年11月28日 20時) (レス) id: f7e5f708ce (このIDを非表示/違反報告)
あさき - 高杉さんに3票です! (2018年11月28日 7時) (レス) id: bb36b65e09 (このIDを非表示/違反報告)
月閖 - 投票失礼します!高杉さんに1票、銀さんに1票、出来たらアレスの天秤の吉良ヒロトに1票。無理だったら桂さんでお願いします! (2018年11月17日 14時) (レス) id: 459605d5e8 (このIDを非表示/違反報告)
シャープ♯(プロフ) - 投票で、高杉晋助に2票、沖田総悟に1票でお願いします! (2018年11月17日 14時) (レス) id: b2ab8709a3 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみ(・∀・) (2018年10月19日 10時) (レス) id: 86c39b16fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2018年8月19日 20時