483 ページ38
side源外
「…A、か。こんな時間にどうした」
「_____お願いしたい事があってきました」
「…？」
「今回の事態は銀時に聞きました。だから、元に戻すというそのカラクリについて聞きたい事があります」
______.....
つい何時間か前の事を思い出す。
作業していた手を止め高杉の方を見れば、つい笑ってしまった。
その事に奴は眉を潜めながらも続きを早くしろとでも言いたげに口は挟まない。
この男をこれほどまでに変えてしまったあの娘に興味は湧き出す一方だ。
「俺から言える事は二つだ。一つ目は、こいつは始めに使った時と同様、��暴走��する。作り直しても制御出来なかった。だからありえねぇ事をもう一度引き起こす事が出来たんだろと俺は思ってる」
「……」
「二つ目は、Aが俺に聞いたもんだ。『��どこまで��戻るのか』と」
「！」
ガタンッ
彼女からの『聞きたい事』を口にすると高杉は目を見開き、何故か入り口の方からは大きな物音が聞こえてきた。
倒れたドラム缶を戻した奴は睨む高杉を無視して俺に目を向ける。
「…あいつは自分の意思で戻らなかったって事か？」
「ああ、そうだ」
「………あの馬鹿」
「高杉くん人の女勝手に馬鹿とか言わないでくれるって言いてーとこだけど今回だけは許してやらァ」
「Aはてめぇの女じゃねぇ」
「面白ぇ喧嘩をするようになったんだなお前等」
前のこいつらじゃ想像も出来なかった口喧嘩だ。
特に高杉。
全く…………
「…俺は、お前等も大概めんどくさい生き方してると思うが_________あの娘はそれ以上だな」
「………『黙っといてくれ』だろ」
「ああ」
「…阿保」
二人して小さく礼を言ったこいつらは仲がいいのか肩を並べてそっくりの仕草で出て行く。
出先で左右に分かれたもののその後取る行動は恐らく一緒だろう。
さてあの娘はどっちの言葉に揺らぐのか、それとも____________
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 682人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かっぱの子(プロフ) - 皆さまこんにちは！お知らせしていた日替りの件ですが、キャラの募集の締め切りを11月末(金曜)まで伸ばしたいと思います！是非是非たくさんの方の投票お願い致しますー！ (2018年11月28日 20時) (
レス) id: f7e5f708ce (このIDを非表示/違反報告)
あさき - 高杉さんに3票です！ (2018年11月28日 7時) (レス) id: bb36b65e09 (このIDを非表示/違反報告)
月閖 - 投票失礼します！高杉さんに1票、銀さんに1票、出来たらアレスの天秤の吉良ヒロトに1票。無理だったら桂さんでお願いします！ (2018年11月17日 14時) (レス) id: 459605d5e8 (このIDを非表示/違反報告)
シャープ♯(プロフ) - 投票で、高杉晋助に2票、沖田総悟に1票でお願いします！ (2018年11月17日 14時) (レス) id: b2ab8709a3 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみ(・∀・) (2018年10月19日 10時) (レス) id: 86c39b16fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年8月19日 20時
