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side貴方
「おじゃましまーす」
「ッス…」
「いらっしゃいAちゃん、また子ちゃん」
「もう皆来てるアルよー!」
ひゃっふーい!と枕片手に出てきた神楽は夜なのに凄く元気。
ふふふ、と笑いながら一応玄関先なので静かにね、と言い私達も妙ちゃんの家へ上がらせてもらう。
日帰り温泉旅行の帰りで言ってたパジャマパーティーが実現し、今日は妙ちゃんのお家で女子会が開催される。
妙ちゃん家近くの電柱の影に近藤さんらしき人影があったけど…
「あらやだ、ゴリラなんて飼ってないわようちでは」
「「…………」」
それを妙ちゃんに言うと笑顔でその電柱の側まで行き拳を振りかざしてから何食わぬ顔で戻ってきた為、私もまた子ちゃんも口を閉ざした。
触れないでおこう。
うん、きっとそれが一番いい。
「わ、もうお布団敷いててくれたの?ごめんね」
「気にしなんし。Aはわっちと……、っの横じゃ」
「ちょっと待てアンタ何照れてんスかァァァ!?ひょっとして今私の名前言うの躊躇ったんじゃないッスよね⁉」
「い、いやその、何だ。いくら夜と言えどな…」
「ツッキーはほんとウブあるナ」
「ウブとか以前に何も変な名前じゃないっスからね⁉」
………また子ちゃん、初めましての人ばかりで馴染めるか心配していたみたいだけどあっさり打ち解けて(?)良かった。
ムキー!といじってくる神楽やツッキーに文句を言う彼女。
ツッキーは多分悪気ないいじりだけどね。
因みにメンバーは、私、また子ちゃん、妙ちゃんに九ちゃん、神楽、ツッキーとさっちゃんの7人。
賑やかになりそうだなぁ、と思う反面ご近所様から苦情が来ないようにしなきゃ、なんて冷静に思ったりもする。
だってほら、多分被害受けてしまうの新八君になりそうだし。
妙ちゃんはそういうの気にしなさそうだから、これ以上彼に負担をかけてはいけない。
よし、と密かに気を引き締めるけど、数分後、それはすぐに無駄な事だと分かった。
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かっぱの子(プロフ) - 皆さまこんにちは!お知らせしていた日替りの件ですが、キャラの募集の締め切りを11月末(金曜)まで伸ばしたいと思います!是非是非たくさんの方の投票お願い致しますー! (2018年11月28日 20時) (レス) id: f7e5f708ce (このIDを非表示/違反報告)
あさき - 高杉さんに3票です! (2018年11月28日 7時) (レス) id: bb36b65e09 (このIDを非表示/違反報告)
月閖 - 投票失礼します!高杉さんに1票、銀さんに1票、出来たらアレスの天秤の吉良ヒロトに1票。無理だったら桂さんでお願いします! (2018年11月17日 14時) (レス) id: 459605d5e8 (このIDを非表示/違反報告)
シャープ♯(プロフ) - 投票で、高杉晋助に2票、沖田総悟に1票でお願いします! (2018年11月17日 14時) (レス) id: b2ab8709a3 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみ(・∀・) (2018年10月19日 10時) (レス) id: 86c39b16fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2018年8月19日 20時