Q.メンバーは恋愛対象ですか？

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ラ「これが高校生の特権です！」
深「あああマジズリィ、俺も高校生が良かった！」
成「ふっかが高校生だとしてもラウと同じ扱いしてたかどうかは…」
岩「それはねぇな、顔が違ぇもん」
深「おいA！照！聞こえてんぞ！！」


そんなやり取りをしながら荷物を置きに行くラウの後ろを着いていくと振り向いて天使の笑顔を見せてくれる。可愛いな、本当に癒される。私の扶養に入ってくれないかな、なんて。


ラ「なるちゃん今日俺にベッタリなの？」
成「ベッタリでいようかな」
ラ「わーい！独り占めだね！」


照よりも大きいのになんか威圧感感じない。照が威圧感感じるとか怖いとかそういうの意味じゃないけど、持ってる雰囲気はかなり違うよね。


ラ「なるちゃん大好き〜」


再び抱きしめられて腕の中に収まる。この大きさで高校生か…まだ伸びるのかな、本人はこれ以上背高くなりたくないって言ってるけど。


ラ「でもね、俺のこともちゃんと意識してね？」


スッと体を離して私の手を取ると、どこかの国の王子様かのように手の甲に唇を落とす。あまりのことに言葉を失っていると後ろからドタドタ足音が聞こえた。


深「ラウール！！俺たちの前で！！」
ラ「だってみんなしてるでしょ？」
岩「…否定はしないけど」
ラ「なら俺だって平等！」


だよね？と首を傾げられてうんとも言えずに笑ってみる。でもね、きっと手の甲だから平等じゃないのよ。だってラウの前の2人喉と腕っていうアブノーマルなところだからね。


成「…可愛すぎるよ、ラウール」
ラ「えぇ、格好いいがいい…」


きゅるんとした瞳で見つめられて、もうかっこいいとしか言えなくなる。実際は可愛いが強いんだけど。


成「ちゃんとかっこよくもあるよ」
ラ「やった！！」
深「ねぇ俺は！？」
成「落ち着いて最年長」
深「おい！！無視すんなって！」


ラウールばっかずるい！と駄々こねる最年長と無言でこっちを見ているリーダーと、ニコニコ嬉しそうな最年少。リハーサル前の一波乱はみんなが来るまで終わらなそうです。



喉へのキス：欲求 ー「とにかくその全てが欲しい」

腕へのキス：恋慕 ー 「誰よりも君のことが好き」

手の甲へのキス：敬愛 ー「尊敬と愛おしさを込めて」

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