Q.メンバーは恋愛対象ですか？

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椅子に座ったさっくんはすごく嬉しそうににこにこしている。まだ乾かしてないけど…と思いながら阿部と同様髪を乾かす。

やっぱりさっくんの髪はふわふわだ、本当に犬を撫でてるみたい…あと髪色が綺麗だな、私ハイトーンやったことないからちょっと憧れるかも。


成「はい、終わり」
佐「やばいマジで恋人かと思った」
阿「違うから」


厳しい阿部のツッコミに苦笑いしながら時計を見るともう10時を回っていて、明日の集合時間を配慮してもう寝ることに。

ベッドに入ろうとすると突然着信が。私のスマホであることに気づいて画面を見ると康二だった。なんで？今ふっかといるはずだよね？


成「もしもし？」
向『もしもし！今何してん？』
成「寝ようとしてた」
向『早ない！？』
成「そう？」


そんな早い方ではないと思うけど…君たちは何時まで起きてるつもりなの、修学旅行じゃあるまいし。


向『阿部ちゃん達なんもしてへん？』
成「してないよ」
深『絶対嘘だね、あいつら何かしらしてるって』


突然ふっかが会話に参加してきて康二とだよなぁ！なんて盛り上がってる。これ私いる？


佐「相手康二？」
成「そう、あとふっか」
阿「A、こっち来な」


阿部に手招きをされて私は阿部のベッドに。促されて隣に座るとさっくんが阿部とは反対側に座った。


佐「康二たちまだ寝ないの？」
向『せやな、まだ眠くないな』
深『てか佐久間たち、何もしてないだろうな』
阿「えー、どうだと思う？」


火に油を注ぐ阿部、騒ぎ出すふかこじ。隣でさっくんは笑っている。


向『ほんま最低やで！』
阿「とか言ってさ、逆に康二達は耐えられるの？」
『『………』』
成「無言になるな」


その無言は怖い無言だからやめなさい。というか君たちが想像しているようなことは全くしてないからね。だから耐えられると言ってくれ。お願いだから。

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