【鬼滅の刃】甘い言葉に誰もが堕ちてゆく【男主】

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鴉からの連絡を受け、2人が帰ってくるとすぐに緊急柱合会議が行われた


「皆急なのに集まってくれてありがとう
Aの事がわかった

…Aはおそらく鬼舞辻無惨の元にいると思われる」


「まさか1人で奴を…！？」


「…」


「お館様、ここは俺が…」


「ありがとう錆兎」


「結論から言おう。Aは鬼だと思われる」


「「！？」」


「そ、そんなわけないだろう、Aは人間だ
人は食べず日にも当たっているのは皆知っているだろう。変なことを言うなﾈﾁﾈﾁ」


「…確かに人間も食べず日にも当たるも死なない。
だがあの回復力…考えてみてくれ…」


否定をしたかったが誰も出来なかった


「そんな…」


全員がショックを隠さずにいる


「しかし竈門少年の妹も鬼だ！
俺はAが鬼だろうと関係ないと思っている！」


「たりめェだァ」


「そうよ！鬼でもAさんはAさんだもの！」


「そんな当たり前のことより早くAを助けに行こう」


「…やはり心配する必要はなかったみたいだね
僕もAが鬼であろうと関係ない、僕の大切な子どもだよ

だから皆で鬼舞辻無惨の城からAを助けに行こう」


「「御意！」」


『ありがとう、でもその必要は無いよ』


「「！！」」


「A…？」


『久しぶり皆』


「A…夢ではない…よな…？」


『夢じゃないよ。俺はここにいる』


「A！」


煉獄が抱きつきに行ったのを筆頭に皆がAに駆け寄っていく


「随分とド派手な登場しやがって！」


「わ、私信じてたわ！Aさんならって」


「心配させんなァ…」


「ずっと寂しかったA…早く甘えさせてよ…」


「遅い！俺たちがどれだけ…」


「(早く会いたかったぞ)A…」



「ああ、A生きていたのだな…よかった…南無阿弥陀仏」


「どれだけ…心配したと思ってるんですか…貴方って人は…」


「何故居なくなった起きたらその場で待機していろ。待機していればこのようにならなかったのに全くﾈﾁﾈﾁ」


『ごめんね』


「まあお説教は後ででいいんじゃないかな
A…よく無事で帰ってきてくれたね」


『ありがとうございます』


「…早速だけどAが鬼というのは本当かい？」


『本当』


「…そうか
でも僕たちは今まで通りAの事を大切に思っている
これからも僕たちと戦ってほしい」

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