【鬼滅の刃】甘い言葉に誰もが堕ちてゆく【男主】

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煉獄の鴉から話を聞いた柱達は皆治療へ出ている胡蝶の帰りを待っていた


煉獄達は通常通り蝶屋敷にて治療が行われたがAの怪我はあまりにも酷いため近くの藤の家紋の家で行われている




「…ただいま戻りました」


「「！！」」


「Aの様子はどうだ…？」


「…なんとか一命は取りとめられていますがいつ危険な状況になってもおかしくありません」


「目が覚めることは…ないの？」


「…可能性は低いでしょう」


「そんな…」


「俺のせいで…Aが…」


「違う…俺のせいだ…」


「義勇？」


「俺があの時トドメを刺せていれば…」


「僕が…あの時守れていれば」


(私がちゃんと止めていれば…)


「やめろォ！今そんなこと言ってたってしょうがねェだろうがァ！」


「そうだ、今はそれよりこれからの事だ。Aのためにも…南無阿弥陀仏」


「わ、私Aさんの分まで頑張るわ！
きっとAさんなら目覚ましてくれるわ！きっと！」


「甘露時の言う通りだ…今はそっちの方が優先するべきだろうﾈﾁﾈﾁ」


「Aなら大丈夫だ
だから二度と自分のせいだなんて軟弱な事を言うな」


「なんならAが目覚める時はド派手に平和な鬼がいない世界にしててやろうじゃねぇか！」


「ああ」


「うん…Aに傷つけた鬼は僕が殺す」


「よもや！それは俺がやろう！」


「煉獄さんはそれよりもちゃんと寝てて下さい
毒盛られたいんですか？」


「よも…」

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