【鬼滅の刃】甘い言葉に誰もが堕ちてゆく【男主】

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鬼が死ぬと血鬼術で隠されていたのか2人の男女が姿を表した


「ここは…」


「私達何か恐ろしいものに襲われて…！陸央は！？陸央！」


「もしや、この少年のご両親か？」


煉獄が抱っこしている少年の顔を見た瞬間2人は泣きながら駆け寄ってきた


「陸央…陸央…！」


『陸央君はただ寝てるだけなので安心していいよ
それより今から話す事をよく聞いてね？』


「「ﾋｯ」」


返り血を沢山浴びているAの姿に夫婦は固まってしまったが構わず話し始める


2人は鬼に襲われ、少年陸央のおかげで助けることが出来た事を説明した


『理解できた？』


「正直信じられないです…」


『まあ理解は出来なくてもいいよ
重要なのはここから』


「なんでしょう…？」


『陸央には今まで起きた事全て夢だと思わて欲しいんだ

居なくなったというのも夢
2人を助けに行ったのも、俺達と出会った事も全て夢
もしもバラした場合は…命がないと思ってね？』


怪しい笑顔で言われ夫婦は怯えながら必ず守ると約束をした


『ありがとう
あと、これ家に付けておいて
夜は出歩かない事』


「何故ですか…？」


『これは鬼除けになるし
鬼は夜行動するから
…他に質問なければもう帰っていいよ』


「は、はい！色々とありがとうございました！」


『約束は絶対守ってね…死にたくなければ』


念押しをすると夫婦は返事をし、そのまま村へ帰っていった


「あそこまで言わなくてもよかったんじゃないか？」


ずっと黙っていた煉獄が口を開いた

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