15 ページ15
「義勇が行くこと分かってたんだな」
『なんとなくだけどね』
「よし、義勇は行っちまったが俺達だけでも手合わせするぞ」
『もちろん…あ、その前にちょっとトイレ行って来ていい?』
「早く行ってこい」
『はーい』
Aが戻ってきてから日が暮れるまで2人は手合わせをしていた
「ハァハァ思った通りAは強いな」
『フゥ錆兎もね、そろそろ止めようか』
「そうだな」
木刀をしまい、2人は縁側で涼むことにした
ぎゅ
「お、おい、汗臭いからっ///」
『そんなことないよ、錆兎いい匂い
俺は臭い?』
「いや、別に」
『ならいいじゃん』
「…そうか」
『錆兎は強いね』
「そうか?」
『そうだよ、優しくて強い
教えてもらってる子達は幸せだと思うよ』
「そんな事はない…いつもキツく言いすぎてしまってもう何回も隊員を泣かせてしまっている、中には逃げ出す奴もいた」
『でもそれって皆に自分自身をちゃんと守って欲しいから厳しくしてるんだよね、死んでほしくないから、一緒に闘って行きたいから』
「…あぁ、陰口を言われる時もあるけど強くなってくれるなら安いもんだ」
『大丈夫、錆兎の気持ちは伝わってるから』
「どうだかな」
『伝わったよ。ね?田中くん』
「は?…っお前なんでここに」
彼はこの間錆兎の稽古を受け大泣きしながら逃げていった1人だった
『そこの方に連れて来られて…
それより水柱様その、今まですみませんでした!
こんなに俺たちの事を考えてくれていたなんて知らなくて…これからも頑張ります!」
「.!そうか!だが容赦は一切しないからな?」
「はい!」
『和解出来てよかったね、それじゃあ早速だけど』
((稽古か?))
『早く帰ってくれる?俺と錆兎今からイチャコラタイムだから』
「え、あ、はい!失礼しました!///」
「なに言って!ちょ、おい!誤解だ!」
鱗滝の否定は聞かず田中はすぐさま屋敷を後にした
「何言ってるんだよ!」
『んー、錆兎の本音かな?』
「俺はそんな事考えてねえ!」
『頭ではそうかもしれないけど身体は求めてるかもよ?
今まで誰かに甘えたりされても自分は出来なかったでしょ?
だからほら、俺の前では甘えてよ』
「…」
ポスン
錆兎もAの前ではいつもの自分じゃなくなるらしく
そのままAに身体を預け次の日になるまでずっと一緒に居た
313人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もこ(プロフ) - コメント失礼します!私男主の愛され大好物なので嬉しいです!鬼滅の刃のキャラ全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってください! (6月23日 18時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
genkiippai0708n(プロフ) - 神の呼吸の拾の型を作ってみた 拾の型召喚されし神々の鉄槌【効果】半径5メートルにいる鬼の頸を斬る (2020年7月5日 15時) (レス) id: 6f9d963a04 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星 - おもしろーいなァァァァ!!! (2020年4月5日 20時) (レス) id: 5158f6f325 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑炭酸(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくです! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 72cb3f7599 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 面白いです!更新頑張ってください!! (2020年2月2日 0時) (レス) id: 9cff279d18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:炭酸 | 作成日時:2019年12月21日 21時