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A side


いつも通り寝たはずが目が覚めたら何処かの山の中にいた

そこが皆の言ってた藤襲山だったんだけど


いつもなら父親が俺の監視役をつけているのにソイツもいない


そこで捨てられたんだって気付いたんだ


生活に嫌気がさしていた俺はショックより嬉しさの方があった


まさか鬼がいるとは思ってなかったけどね


鬼がいる事が分かったのは今から1か月前ぐらいかな


何か得体の知れない者がいるのは分かっていた
でもさっきも話した第六感で避けて暮らしてた


ある日


「やっと人が…た、助けてくれ…」


血まみれになった男が話しかけてきた


死体は何回も見てきたけど生きてる人に会うのは初めてだった俺はすぐに手当てをした


「ありがとう、この試験が終わったら是非お礼をさせてくれ!」


『そんな事は気にしなくていいよ
ところで試験って何の話?』


「お前知らないでここに居たのか!?」


ソイツの名前は虎丸と言ってこの山がどんな所なのか、鬼の存在等を色々教えてくれた


「明日で試験が終わるんだ!
Aも一緒に来いよ!俺もっとAと仲良くしたいし!」


外の世界は親がいるし行きたくなかったけど虎丸とならいいかなって思ってたんだ


けどその夜…水を取りに行ってると嫌な予感がしてすぐ虎丸の元へ戻ると鬼がいた
刀が折れ、怪我もまだ回復していなかった虎丸はなす術なく食べられていたよ


『折角刀見つけたから虎丸に渡してあげようと思ってたんだけどなぁ
…やってくれたねぇ鬼さん』


「なんだ?もう1人いたのか!コイツみたいにお前の事も仲良く喰ってやるよ」


『余計なお世話だよ…死ね』


『神の呼吸 陸の型 タルタロス』


「ん?な、なんだここは!?俺はガキを喰っていたはず…うわあああ、やめろ!来るな!来るな!!」


『幻覚だけで終わると思ってないよな?
ああ、聞こえてないか
神の呼吸 漆の型 ヘーラー』


「痛い!痛い痛い痛い!やめてくれぇ、頼む!
来ないでくれ、やめくれぇええ!!」


『…雑魚が』


虎丸の事を喰った鬼を切り刻み終えた俺は他の鬼の元へ無心で殺しに向かってた
全滅させてからやっと気が戻って
外に出る理由もないしここに住み続けようってなってた所に実弥が来て今に至る




これがここに来るまでの俺の昔話

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もこ(プロフ) - コメント失礼します!私男主の愛され大好物なので嬉しいです!鬼滅の刃のキャラ全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってください! (6月23日 18時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
genkiippai0708n(プロフ) - 神の呼吸の拾の型を作ってみた 拾の型召喚されし神々の鉄槌【効果】半径5メートルにいる鬼の頸を斬る (2020年7月5日 15時) (レス) id: 6f9d963a04 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星 - おもしろーいなァァァァ!!! (2020年4月5日 20時) (レス) id: 5158f6f325 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑炭酸(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくです! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 72cb3f7599 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!更新頑張ってください!! (2020年2月2日 0時) (レス) id: 9cff279d18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:炭酸 | 作成日時:2019年12月21日 21時

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