・...K.K ページ37
私はスマホを取り出し電話をかける。
まずは、話をしなくちゃ。
聞いてもらわなくちゃ。
一番私を可愛がってくれていて。
一番甘えさせてくれて。
一番私を大切にしてくれた。
？「もしもし？A？どうしたの？」
ふふ、やっぱり電話出るの早いなぁ。
A「慶ちゃん、話があるの 会いたい」
小山「話って何？」
、、、いつもと違う声のトーン、、、？
A「電話じゃなくて、会って話したいの」
数秒間、間が空く。
、、、緊張する。怖い。
走っていた足が急に止まる。
小山「、、、わかった いつがいい？」
A「今からが良いの、、、！今日オフだったよね？空いてる？」
小山「、、、今どこ？」
A「事務所にいる」
小山「俺ん家まで来れる？」
A「うん、行く」
小山「気をつけてね」
電話を切る。
、、、なんか、慶ちゃん元気なかった？
もしかして、シゲちゃんからなにか聞いて、、、呆れたとか？
いつもなら、電話越しでも♡飛んでるんじゃないか、っていうくらいの甘い声なのに。
少し怖くなる。
もし、あの優しい慶ちゃんが、冷たい目で私を見るようになったら。
考えただけで涙が出そうだ。
増田『泣かされたら俺のところにおいで』
まっすーの言葉を思い出す。
ふふふ、ありがとう、まっすー。
私、ケリをつけるって決めたから。
まっすーの言葉を胸に、また走り出した。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
小山宅
ピンポーン
インターホンを鳴らす。
やばい、手が震える。
こんなにも、緊張するものなんだ。
感情って、こんなにも明確に身体に溢れるものなのか。
小山『はい、今開けるね』
慶ちゃんの声がする。
やっぱりいつもと違う。
涙が出そうなのをぐっとこらえて慶ちゃんの家へ向かう。
ガチャ、っと慶ちゃんの家のドアを開ける。
A「お邪魔します」
小山「いらっしゃい」
慶ちゃんが玄関まで迎えに来てくれていた。
小山「手、洗っておいで」
A「う、うん」
、、、やっぱり慶ちゃん、いつもと違う。
私、本当に嫌われたのかな？
慶ちゃんもシゲちゃんが大好きだもんね。
優柔不断だから、こんな事になっちゃったんだ。
小山「、、、A？」
気付くと、慶ちゃんの前で泣いていた。
A「、、、あれ？」
なぜか、涙が止まらない。
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えり(プロフ) - 結乃さん» はじめまして！ご指摘ありがとうございます。修正しておきますね！ (2022年3月25日 8時) (
レス) @page5 id: 0ce97278be (このIDを非表示/違反報告)
結乃 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ •...K.Kのここの部分 私がいるかなかな？そりゃ、警戒するよね、久しぶりだもん。 これ正しくは私がいるからかな？ではないんでしょうか？ (2022年3月25日 1時) (レス) @page6 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えり | 作成日時：2022年1月6日 13時
