・...T.M ページ31
あの日から数日経った今日。
メンバーの増田貴久と二人で雑誌の撮影の仕事だ。
控室で二人きりの状態だ。
でも、あの日を思い出してしまってなかなか仕事に手が付かない。
増田「おい、、、A、A、、、！」
A「、、、」
増田「Aってば！！！」
A「はっ、はい！！、、、あ、まっすーか」
どうもまっすーに何度も呼ばれていたみたい。
いけない、ボーッとしてちゃ。
気持ち、切り替えなきゃ。
増田「どうかした？なんかあった？」
いつも気にかけてくれるまっすー。
でも、これって言っても良いのかな、、、？
増田「やっぱり、シゲと何かあった？」
ばっ、とまっすーを見る。
やっぱりか、という表情でこちらを見る。
増田「昨日、シゲと一緒に仕事だったけど同じような顔してたよ」
と、私のほっぺたを むにーと引っ張る。
A「いひゃい」
増田「何があったか言いなさい」
A「ふぇも」
増田「メンバーの二分の一がこんな状態じゃ話にならないし、
もし小山がこんな状態を見ちゃったら、きっと、四分の三になっちゃうからね」
A「、、、」
そうだ、現状頼れるのはまっすーしかいないのだ。
どっちにしても、このままじゃ駄目なことくらい分かる。
A「あのね、、、」
私はまっすーにシゲちゃんと何があったかを話した。
ご飯を食べたこと。抱きしめられたこと。キスされたこと。
そして、告白されたこと。
＿＿＿＿
増田「そっか、シゲ、言っちゃったか、、、」
ぼそっとまっすーが何かを言う。
でも小さすぎて聞こえなかった。
増田「で、悩んでるのはどっち？キスされたこと？告られたこと？」
あっけらかんとした表情で尋ねてくる。
あ、、、あれ？
思っていた反応と違う、、、。
A「、、、まっすーは驚かないの？」
増田「そりゃ、ちゅーしてたのはびっくりだけど」
A「そうじゃなくて、シゲちゃんが、、、私を」
増田「あぁ、知ってたよ」
A「知って？！」
増田「いや、正確には"気付いていた"、かな」
まっすーがよっこいしょ、と私の隣に座る。
増田「長かったんじゃないかな、シゲの片想い」
増田「シゲはずっと一途にAを想ってたよ」
A「知らなかった、、、」
そう、だったんだ。
なんか、シゲちゃんに申し訳ないことをしてしまった。
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えり(プロフ) - 結乃さん» はじめまして！ご指摘ありがとうございます。修正しておきますね！ (2022年3月25日 8時) (
レス) @page5 id: 0ce97278be (このIDを非表示/違反報告)
結乃 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ •...K.Kのここの部分 私がいるかなかな？そりゃ、警戒するよね、久しぶりだもん。 これ正しくは私がいるからかな？ではないんでしょうか？ (2022年3月25日 1時) (レス) @page6 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えり | 作成日時：2022年1月6日 13時
