Dr.SnowManさんたちの日常(6)

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佐久間side




翔太がベッド上のライトを調整して、ドレナージを入れる辺りを触診しながら、局所麻酔を手に取った。



ふっかはAちゃんの横に立って腕と上半身を動かないように固定してて、、、




俺は翔太と一緒に処置にあたるから、挿入部位を消毒したり、皮膚切開のメスとかペアンの準備。




と、、、あとは、ふっかのメンタル確認。






佐「ふっか、大丈夫？辛かったら対応ほかに頼んだりもできるから、無理すんなよ。」




深「大丈夫...。Aも今一生懸命頑張ってるから、側にいてやんないと。」




佐「うん。そうだよな...。今から処置進めるから、バイタルとかのチェックお願いな。」




深「うん。わかった。A〜。大丈夫だからね。

ちょっとだけ、頑張ろうね。」





そうふっかが声をかけたのを確認して、翔太がAちゃんの胸膜に局所麻酔をかける。




まだ意識は鮮明じゃないから、"痛い！"とか声は発さないけど、ちょっとだけふっかが固定の力を強くしたから、痛みは感じちゃってるのかも...。




固定してるふっかも、かなり辛そうな顔してる。





翔太もふっかの表情とか、Aちゃんの容態は気にはなってると思うけど、1秒でも早く出血した箇所から排出させないといけないから、麻酔が効いたのを確認したら、すぐに皮膚切開、そしてドレーンを入れる処置を進める。






渡「ふっか、呼吸パターン、心拍数どう？かわりない？」



深「うん、変化なし。大丈夫。」



佐「オッケー。じゃあドレーンバック接続するね。

よし、ちゃんと排液されてる。これで数値は戻りそうだね。」



渡「佐久間、挿入部のドレッシング頼んでいい？」



佐「もち。翔太脚の縫合する？」



渡「うん、CT行く前に縫合やっちゃうわ。」



深「えっ、、、？脚もそんな切ってんの、、、？」



渡「うん、ズボンから血滲んでたから服切ったら、これ。

これは縫ったほうがいいと思うから、処置するよ。」



深「あ、、うん。お願い、、します。

はぁ...これだけ傷だらけって、、相当、痛かっただろうな(撫」






確かにかなり重症な状態。



応急処置でバイタルは安定してきたけど、脳への影響とかは遅れて症状出ることだってあるし、


手足、いや身体中に傷ができてて痛々しい。




意識が鮮明になったらかなり痛みも出てくるから、Aちゃん自身もしんどいだろうな...。

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