なくなった声7 ページ7
しぶしぶカラ松兄さんの提案に頷き居間に行った
カラ「ちょっと待っててな」
なにをするんだろう、きっと気のきくカラ松兄さんだから僕に気遣ってなにかするつもりなんだろう。
数分後、僕の予感は的中していて寒いからと温かいココアを持ってきてくれた。
それと僕は喋ることができないからと紙とペンを持ってきてくれた
僕には…そんなこと出来ないや、誰かのためになんて出来ない。むしろ迷惑ばかりかけている。
すごいなぁ、カラ松兄さんは
優しすぎるよ
カラ松兄さんはよっこらせといいながら畳の上にあぐらをかいた
カラ「やはり朝は冷えるなぁ。さてと、ココアでも飲みながら一松の話を聞かせてくれないか?」
≪≫は一松が紙に書いていることです
≪昨日、怒らせてごめん。迷惑もかけた。ごめん≫
カラ「はぁ、そんなことか。一松?いいか、俺は昨日、確かに怒った。だがな、あれは俺の為に怒ったんじゃない。一松が心配だったから怒ったんだ。それにな。迷惑だなんて皆思ってないぞ。ただただ皆、お前のことが心配だったんだ。」
しん、ぱい?迷惑だっだんじゃないの?
駄目だ、勘違いしてはいけない。愛されてるなんて勘違いしてはいけないんだ。
こんな人の事を傷付けるヤツガ愛されるわけがないんだから
≪ありがと。≫
カラ「一松、なんで皆がお前のこと心配してたかわかるか?」
≪暗くなっても帰ってこないから?≫
カラ「それも少しはあるが、皆、お前のことが大好きだからだ。もちろん、俺もな。」
違う。皆は、洗脳されてるだけなんだ。「時間」というものに。長く居すぎたから。だから皆、勘違いしてる。早く出ていかないと。
カラ「お前が、何か良くないことを考えているのはわかる。その不安そうな目は俺にしか気づくことができないSOSだからな。」
なんで、わかるの。僕はいつも基本的に無表情だ。目なんかいつも伏せてる
誤魔化さなければ
≪そんなわけないよ。お前の勘違いだし。ココアと紙、ありがと。僕、まだ寝るから。≫
カラ「そうか、わかった。お休み、一松」
一松はまだ何かを隠している。一番知りたかった事だがきっといきなりいえと言われてもすぐには言えないだろう。もう少ししたら一松の痛みや苦しみをわかってやるから。
それまでどうか消えないでくれ
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イエローフラワー(プロフ) - ゆうさん» 久しぶりのコメントでテンションがおかしくなっているので文章へんだったらごめんなさい笑 確かに速攻で一松のとこ行って「君に涙は似合わんぜ、baby」とか言ってあげたくなります!笑 続きも書けるように頑張りますっ! (2018年6月2日 18時) (レス) id: bd994368a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 読みました!一松、泣かないで、っていってあげたい(笑)続きの更新頑張って下さい!!楽しみに待ってます♪ (2018年6月2日 18時) (レス) id: 4475cc425f (このIDを非表示/違反報告)
イエローフラワー(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます!誰かに面白いや頑張ってといわれると本当に嬉しいんですよ!暇があれば更新できるようにしたいです! (2018年3月19日 22時) (レス) id: bd994368a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 合格おめでとうございます! 小説のほうも面白く見させてもらってます更新頑張ってください!!続き楽しみです (2018年3月19日 0時) (レス) id: 893b8177e2 (このIDを非表示/違反報告)
イエローフラワー(プロフ) - 魁瑠さん» ありがとうございます! (2018年3月17日 13時) (レス) id: bd994368a7 (このIDを非表示/違反報告)
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