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YG「っ…ぶっ殺してやる」

今までの事を話終えると、剣に手をかけたユンギ

少し荒い風が吹き上がった。

「っ大丈夫よ、もう大丈夫。
今はこうして外にも出れるし、不自由ないの」

YG「夜しか出れないだろ!何が自由なんだよ」

「っ…それよりユンギ。貴方どうして此処に居るの
その格好、エデンからの命な訳ないし」

YG「…城を出てきた」

「なっ!?どういう事か説明して!」

YG「お前がいなくなってから暫くして
エデンに雨が降らなくなった…」


話を聞いていると胸が締め付けられて

エデンの民に申し訳なくて、僅かに手が震える。

「そんな、私のせいで…」

YG「Aが死ぬかもしれないのに
見て見ぬフリをする王国にも嫌気がさした。

もうナムジュンとミアも正式に式をあげたはず…
あいつにはホソクが居るから心配ない。

それにお前は俺が必ず見つけだすって約束したから
A、俺がここから出られる方法を見つける。」

「え…?」

YG「だから少しだけ待っててくれ、
ここを出て一緒に新しい場所に行こう」

「ま、待って!私っ」

YG「シッ!静かに…」

突然制したユンギの声に従うと

何やら城内が騒がしい様子。

『南東、異常なし!向こうも捜索しろ!』


「何かしら…ユンギ?」

YG「時間切れかもな…俺は1度離れる」

「どこに行くの?!」

YG「大丈夫、お前の近くに居る。
次会う時もこの時刻に此処でな」


そう言うとマントを深く被り直して、

居なくなってしまった。

ユンギが居なくなってすぐ、ガサガサと音がすると

JM「おいっ!」

「!?」

JM「こんな所に居た!ったくもう
よりによってなんで今日は噴水前に居ないのさ!

あんた探すのに走り回ったんだけどっ!?
まぁいい、悪いけど今日はもう部屋に戻って。」

「何かあったの?」

JM「あんたに話す必要ある?」

またいつの日かのような冷たい目で私を見たジミン

あの頃より打ち解けたと思っていたから、

少しだけ胸が痛んだ。


JM「っもう!何なのあんた、何でそんな顔っ
…はぁ、街で10人以上人が殺された。」

「え…」

JM「かなり武術に長けた奴で、まだ見つかってない
城の方へ向かって行ったらしいから。

これから城内が厳重体制になるの、
あんたも死にたくなかったら早く部屋に戻って。」

「こ、殺された人達は街の人なの?」

JM「野盗。分かったらさっさと戻って」



今日の胸騒ぎと言い、

ねえユンギ…どこに行ったの?

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リウ(プロフ) - 麻央さん» 初めまして(^ ^)お立ち寄りいただきありがとうございます。引き続きお楽しみいただけるよう頑張ります(o^^o) (2020年6月10日 11時) (レス) id: e661a1f981 (このIDを非表示/違反報告)
リウ(プロフ) - ゆなさん» 初めまして(^^)たくさん読み返していただき嬉しいです。ありがとうございます。続編も出したのでそちらもぜひ宜しくお願いします(o^^o) (2020年6月10日 11時) (レス) id: e661a1f981 (このIDを非表示/違反報告)
麻央(プロフ) - リウさま、初めまして。作品拝見しました。綺麗なタイトルに惹かれ、読み込んでいくうちに、物語の奥行きに圧倒されました。とってもあたたかく、胸が焦がれるような作品ですね。続きを楽しみにさせて頂きます^ ^ (2020年5月31日 21時) (レス) id: 9d4977984c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - はじめまして!!このお話好きすぎてもう何回も読み返しています!続編楽しみに待ってます! (2020年4月29日 19時) (レス) id: 7b504efb24 (このIDを非表示/違反報告)
リウ(プロフ) - カナタさん» ありがとうございます(^^)楽しんで頂けているようで、私も嬉しく思います。引き続き頑張りますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。宜しくお願い致します(^^) (2020年2月21日 2時) (レス) id: e661a1f981 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リウ | 作成日時:2019年5月28日 6時

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