君をさがしてた。～pastel days～ (ページ1)

今日:34 hit、昨日:21 hit、合計:3,586,443 hit

-ver.aqua marine- 1 ページ1

.

健二郎「海行こうや！」

全ては彼のこの言葉から始まった。

pastel days ーver.aqua marineー

とある日の三代目の楽屋にて。
皆各々に収録までの時間を潰していたとき、健二郎の元気な声が響いた。

ELLY「海？いつですか？」

健二郎「来週の火曜、皆オフやろ？！」

直人「え、早くない？流石にまだ寒いっしょ」

剛典「あ、でも伊豆辺りだったらGWぐらいから泳げるらしいっすよ～」

直己「まじ？」

隆二「俺去年そんくらいに行きましたよ、全然泳げました」

直己「へー、でも流石にメンバー全員で行ったらパニックになるだろ笑」

健二郎「そこはプライベートビーチを貸し切ろうと思います！」

剛典「ああ」

ELLY「なるほど」

直人「ありっちゃありだなぁ」

広臣「あー、でも俺その日新しいシューズ買いに行くつもりだったんですけど」

ガシィッ

行ってもいいかな～という雰囲気の中、どうしよっかなーとなっている広臣の肩にガッツリと腕を回す健二郎。

健二郎「…Aの水着姿見れるかもしれんのやぞ(ボソッ」

広臣「！！！」

健二郎「協力せえや(ボソッ」

声を低くして言った健二郎の言葉に、広臣の目の色が変わった。
他のメンバーは、内緒話をする2人に訝しげな視線を送る。そして、

広臣「行きましょう。」

健二郎「さっすが広臣くんや！ノリがそこら辺のやつらとは違う！」

直人「何言ったんだよ笑」

直己「つーかそこら辺のやつらって俺らのこと？」

剛典「心外っすわ、行ってやりましょうよ」

隆二「臣行くなら俺も行く～てか最初っから行くつもりだったけどね俺は」

ELLY「えーじゃあ俺も！」

健二郎「よっしゃ！Aも行くやろ？なっ？」

「行かない。」

盛り上がるメンバーをよそに雑誌から目を離す事なくバッサリと言い切ったA。

健二郎「なんでやーーっ？！」

肝心のAに断られ涙目(笑)の健二郎。

「日焼けしたらHIROさんに怒られるもん」

隆二「そうなんですか？」

直己「聞いたことないよ笑」

直人「大丈夫だってA！HIROさんそんな事じゃ怒らないよ？」

剛典「大体お前白過ぎ。ELLYと並んだら目がチカチカするからもうちょっと焼け」

ELLY「そこで俺だすの？笑でも、うん、もうちょっと焼いた方が健康的かもよ？」

「……」

.