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何だか気配を感じた。
上手く隠しきれていない気配。きっと本人達は隠れているつもりなのだろうけれど、吐いた息やにじみ寄る足音がかすかに聞こえる。
これらの気配が僕を狙っているのは確かだ。さっきからふらふらと意味もなくどこかしらの店に寄ったり、路地裏に入ったりしているが一向に去る景色はない。
相手、してやるか？気配すら隠しきれていないんだから、さっきのよりは全然雑魚なんだろうな。これなら、城に突撃した方がマシってな。
取り敢えず、監視カメラでも壊しとくか。その後に気配達と殺りあおう。
「ああ、」
そう言えば、左手の手袋ナイフで切れちゃったんだっけ。僕は隠さなくても良いとは思うけどな、刺青みたいでカッコイイじゃん？だけど、あの子が嫌がるからな。
万が一の為にあの医者から渡されていた包帯を左手に巻く。あんまり巻きすぎるとこの後の戦闘時に動きにくくなるからな。良い感じに巻かなければ。
「よし。
んで、君らはずっと僕のこと見てるみたいだけど、何か用でも？それとも、僕に惚れちゃったとか？」
一瞬でざわっとした空気が広がる。それと反対に、一向に気配らは影になっている所から出てこない。居ないふりでもするつもりか？
「ふ、ふざけるなっ！
お前、街中で銃剣を持ち歩いて、何をするつもりだ！」
どうやらくだらない勘違いをされているようだ。例えば、テロだとかそうゆう低俗が行うような物を想像しているのだろうが、僕は違う。いや、これも第三者から見れば低俗なのだろうか。
「何も言わぬと言う事は、やはり危ないことをするつもりであったのか！捕らえろ！」
隊長か誰かがそう指示をすると、さっきよりも酷い足音を立ててこちらへ走ってきた者が2人。ぱっと周囲を確認するとスコープに光が反射しているのが見えた。つまり、射線が通る場所に居ると狙撃される可能性がある。
「大人しくすれば命までは取らん！武器を捨て投降しろ！」
「あはは」
命までは取らん！って君らに取れるわけないじゃないか。
狙撃を防ぐために壁に寄る。路地裏と言えど、こんなに時間が経てば相手も暗闇に慣れているだろう。暗闇からの奇襲は効かないわけだ。
興奮しているのか知らないが、相手の息が荒く聞こえる。上が僕を捕らえれば昇級させてやるとでも言ったのか？まあまあ、捕えれる訳ないからそんな希望捨てた方が良いとは思うんだけど。
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ノレム - え、さ、最高ですね!?こんな事現実にあったら嬉しい....って思いますわ😭頑張ってください！応援してます😊 (2022年3月19日 18時) (
レス) id: 041a7bb755 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ハクさん» いえいえ(*´∀｀*)ですよね笑こちらこそよろしくお願いします(？) (2021年4月11日 21時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！！siさんが居る小説は少ないですよね…まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします！ (2021年4月11日 18時) (レス) id: dcd2826455 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ヤバいヤバいしんぺい神さんおる好きィィィ！！！() (2021年4月11日 0時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - あこさん» 一応、身長を元にした平均体重から、極端に減らしました…自分のリアルの友達にガリガリの奴が居たんで、その人を参考にさせてもらいました。あ、これ、こんなになった理由も過去に関係してるんで、多分、いつか明かされると思います！！ (2021年2月7日 13時) (レス) id: f1f7e72289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2020年10月18日 17時
