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gr「さっきの言葉もほとんど嘘だな？お前、何を隠している？」
鋭い。
『やだなあ、僕嘘なんて吐いてませんよ。吐けるわけないじゃないですか。嘘を吐いて僕に何のメリットがあるんです？』
gr「お前の正体がバレないことだ。一国民という設定にすれば、誰もその先を聞かないだろう？」
流石は、グルッペン様。弁論の穴を的確に突いてくる。こちらも迂闊に主張できない。かといって、熟考するために時間を取れば”無言は肯定と取る”や”なぜ、考える必要がある？”と言われてしまうだろう。あくまでも、”思ったことを言っただけ”という体を貫き通さなければならない。とても、難しい。
床に接している背中が酷く冷たい。何とか気を紛らわそうとナイフを当てられている首に視線をやれば、少し赤いものが出てきていて皮膚が切られていることに気付いてしまった。
『僕の正体なんてもうバレてるじゃないですか。一国民です。僕の正体、本質ですよ？』
ああ、本当に見苦しい。さっさと本当のことを言ってしまえば楽なのになぁ。
gr「ならばなぜ、お前は俺やトントンだけでなく、国民には公開していないコネシマやゾムの所属部隊を知っている？そして、お前は俺たちに明らかに親しみを込めて会話をしていた。今までの話し方から察するに、幹部誰かの知り合いでもないだろう？お前は何をしにどこから来た？」
『あー、いやー、あはは。流石はグルッペン様。この先、どうやっても逃げ切れる気がしませんね。
なので僕は、武力で対抗したいと思います』
そう言い僕は、右足の仕込みナイフが出るように信号を送り、ーしたくはないがーゾム様の背中に向かって右足を振り上げる。
ゾム様はそれに気づいたみたいで僕の上から退く。
横に並んでいたコネシマ様も一気に距離を取る。ここに居る全員が瞬時に僕のことを危険因子だと判断したようだ。
あーあ、悲しいなあ。
zm「お前！」
『よし、成功！』
何とか体制を立て直すことに成功した僕は、未だに右足のところに穴が開いているブーツに手を突っ込む。良かった、変なところに投げナイフ入れといて。絶対使わないと思ってたんだけどな。
そして、パーカーの中から少し小さくなるように改造した短機関銃を取り出す。どこか異常はないかパッと見で確認したところ正常に使えるように見えた。よし、いける。
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ノレム - え、さ、最高ですね!?こんな事現実にあったら嬉しい....って思いますわ😭頑張ってください！応援してます😊 (2022年3月19日 18時) (
レス) id: 041a7bb755 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ハクさん» いえいえ(*´∀｀*)ですよね笑こちらこそよろしくお願いします(？) (2021年4月11日 21時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！！siさんが居る小説は少ないですよね…まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします！ (2021年4月11日 18時) (レス) id: dcd2826455 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ヤバいヤバいしんぺい神さんおる好きィィィ！！！() (2021年4月11日 0時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - あこさん» 一応、身長を元にした平均体重から、極端に減らしました…自分のリアルの友達にガリガリの奴が居たんで、その人を参考にさせてもらいました。あ、これ、こんなになった理由も過去に関係してるんで、多分、いつか明かされると思います！！ (2021年2月7日 13時) (レス) id: f1f7e72289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2020年10月18日 17時
