【名探偵コナン】平和主義少女は記憶を失った [赤井秀一]

◇８◇ ページ9

ー放課後



A「ねえ、話ってなに？ここじゃなきゃ行けないの？」


Aと高橋は廃工場へと来ていた。


高橋「うん、どうしても静かで2人きりになれるところじゃないと話せなくて……」

高橋に廃工場は好都合だった。

人目につかず、中には隠れられるところが所々にある。
もちろん、中には高橋をいじめていた男女も隠れている。


A「あ、そうなの。……で？話って……」



Aが高橋に問いかけたその時だった。


《ｶﾞｼｬｰﾝ！》


鉄か何かで地面を打ち付けるような鈍い音が響いた。


A「っ、なに？」


そう言った次の途端。



高橋「くたばれ！！」


A「っ！？」





《ｺﾞｯ》



鉄パイプで高橋が殴りかかってきた。




A「いっっ！」



それを肩に受けたA。


すこしよろけると、後ろから男女が高橋同様殴りかかってきた




A「あー、、なるほど。っ、朝一緒にいたのはこれのためだったんだね」


いじめっ子といじめられっ子が一緒に通学することはありえない。



Aは背負い投げで男を女の方にぶっ飛ばし、


高橋は鉄パイプでAに殴りかかる。




３対１の攻防戦は鈍い音を響かせていた。







…









そこに自分たち以外に人がいるとは知らずに。

◇９◇→←◇７◇

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