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◇25◇ ページ26

沖矢「あ、もちろん、彼女の記憶が退院までに戻らなければの話ですが……」

院長「で、では……とりあえず今の段階ではそうゆうことにしておきましょう…」


沖矢のその発言にママさんと先生は救われていた。



だがしかし、沖矢自身も居候している身である。




そのため、沖矢は居候させてくれている工藤有希子に連絡をした。




すると有希子は『若い可愛い女の子がくるなら大歓迎!』と、あっさりOKしてくれた。






こうしてAは、もし記憶が退院までに戻らなければ工藤家に沖矢とともに居候することになった。







とりあえずそのことを伝えようかと悩みながら、





沖矢は1度、Aの病室へと戻った。






その時だ。

1人の男がAの病室に入っていくのをみかけた、




それを見ていた沖矢は






沖矢「フッ))……やはり君も来ていたのか、








…………安室くん」





そう言い廊下で待つことにしたのだった。






ーーー


安室「Aちゃん…?」


安室は病室に入ってAの名前をよんだが、


Aはまだ眠っていた。



安室「……ふぅ」


安室はため息をしながらベッドの近くの椅子に座った。



安室(この子が目を覚まして僕をみたら、また怯えるんだろうな……)


昨日、怒鳴ってしまった安室はまた怯えられると考えていた。



だが、何もしないでいるのは嫌だったらしく、こうして見舞にきている。




そんな安室の手には箱が……。




安室(Aちゃん、ハムサンド好きだったからな……)



箱の中身は安室が作ってきたハムサンド。



安室は「好きなものを食べれば少しでも記憶が戻るのではないか」と考えたのだ。



A「ん……?」



Aが目を覚ました。



安室「!Aちゃん!」

A「ビクッ))あ、ぁ…」


Aは安室をみてすぐに「怖い人」と認識してしまった。


安室「昨日は怒鳴っちゃって…怯えさせてしまって……本当ごめんね」


安室はすぐに謝るが、Aはそれどころではなかった。



A「や……昴、さんっ、どこ……」



Aは沖矢を探した。



安室(昴?……っ!もしかして…)



安室はその名前に覚えがあった。




そして、廊下にいる沖矢自身も「そろそろか」と思い、中へ入ってきた。




沖矢「すみません、院長との話が長引いてしまって……?」


安室は沖矢と目が合うなり、


安室「やっぱりあなたでしたか。沖矢さん」



と言った。





沖矢「あなたは…………」

◇26◇→←◇24◇


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剣城萌江(プロフ) - ハルカさん» ありがとうございます! (2020年8月7日 22時) (レス) id: 9aee53a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - はちゃめちゃに面白かったです、、! (2020年8月7日 22時) (レス) id: bd20f305fa (このIDを非表示/違反報告)
『 』 - 面白かったです!! (2018年1月30日 23時) (レス) id: 82f14ce098 (このIDを非表示/違反報告)
剣城萌江(プロフ) - 夢羽さん» コメントありがとうございますヽ(;▽;)ノそう言っていただけてとても嬉しいです(涙) (2017年2月21日 19時) (レス) id: 7ee6bd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽 - 完結おめでとう!とてもおもしろカッターデス! (2017年2月19日 8時) (レス) id: d3a97d98d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:剣城萌江 | 作成日時:2016年4月18日 17時

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