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◇1◇ ページ2

高校二年の春頃、Aのクラスはにぎやかだった。



……ほかとは違う意味で。



男「ぎゃはははははは!」

女「やだまじきもーいww」


数人の男女が囲んでいる人物は高橋奈々。
三つ編みおさげの髪とメガネが特徴的な人だ。

だが、

頭から肩にかけてチョークの粉が付着しており、
机には油性ペンで書かれた数々の悪口。



チョークの粉がかかっているのは黒板消しがドアにはさまれており、それに見事に当たったのだ。


高橋「やめてっ、、もう、やめてよ…」

泣きじゃくる彼女を助けるものは誰もいない。


ただ1人を除いて……。



A「おはよー!」

ドアの開く音とともに元気な声が聞こえた。


男「おい向坂!おせーよwww」

女「これからいいもんみれるよー?w」

A「またやってるのかよ。やめなよいい加減」

男「あ?うっせえな、黙ってろよ!」

女「今日はー、奈々ちゃんのために、ハサミを持ってきたよおー!」

男「これで坊主にしちまおうぜww」

女「いいねそれ!決まり!」

高橋「も……やだ……」

男子が高橋を押さえつけ、女子がハサミを持ってむかってくる


高橋は覚悟を決めた時だった。




《カシャーン》

女「いった……!」


女が持ってたハサミが落ちた。


女の腕をみると、




A「…よせ」



女「(ビクッ)」



Aが腕をつかんでいた。


女「ちょ、ちょっと!離しなさいよ!」


男「そーだ!離せ!」


男は殴りかかってくる。



それを素早くかわして、胸ぐらをつかみ、そして___



《ドスンッ___》



男「ぐあっ…!」


背負い投げた。



それからは騒ぎを聞きつけた先生達により静止されたが、高橋だけは、Aを、睨んでいた。



高橋「なんなのよ……私がいじめられてれば、悲劇のヒロインになれたのに…!助けてなんて頼んでない!」



その顔は憎しみで満ちていた

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剣城萌江(プロフ) - ハルカさん» ありがとうございます! (2020年8月7日 22時) (レス) id: 9aee53a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - はちゃめちゃに面白かったです、、! (2020年8月7日 22時) (レス) id: bd20f305fa (このIDを非表示/違反報告)
『 』 - 面白かったです!! (2018年1月30日 23時) (レス) id: 82f14ce098 (このIDを非表示/違反報告)
剣城萌江(プロフ) - 夢羽さん» コメントありがとうございますヽ(;▽;)ノそう言っていただけてとても嬉しいです(涙) (2017年2月21日 19時) (レス) id: 7ee6bd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
夢羽 - 完結おめでとう!とてもおもしろカッターデス! (2017年2月19日 8時) (レス) id: d3a97d98d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:剣城萌江 | 作成日時:2016年4月18日 17時

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