色々ばれてます ページ27
●生命編妊娠中のお話●
会話のみになります
「ねえ拳くん」
fkr「うん？どっか痛い？気持ち悪くなっちゃった？須貝さんになんかされた？俺ん家来る？一緒に育てる？須貝さんには俺から言ってあげるよ？」
「もう(苦笑)違うから。拳くんそればっかり。そんなことばっか言う伯父さん嫌だね？パパと仲良しさんが良いよねえ？」
fkr「え、仲良しだよ？須貝さんと俺めちゃめちゃ仲良し！」
「ふふ(笑)そうですか。」
fkr「それで？どうしたの？」
「うん。この子たちも、私と拳くんと一緒でしょう？・・・私たちみたいに、なっちゃうの、かなあ。」
fkr「でも今は仲良しさんだよ？こんなに一緒にいられるし、俺Aのこと昔から今までずっと大好き。あ、もちろんこの先もずっと！須貝さんよりもずっと好き！」
「うーん、私も今はすっごく幸せだよ？・・・ママ、面白かったって言ってたけど、やっぱり辛かったのかなって。もしこの子たちがすれ違ってバラバラになっちゃったら寂しいし悲しいなって。」
fkr「んー・・・どうだろうねえ。でも、そうなったら俺みたいに諦めずに向き合い続けてって、言ってあげる。避けられて学校が別々になっても、話してもらえなくなってもずっとAの側にいるんだよって。」
「ありがとう・・・でも、ほどほどにするように言ってね？」
fkr「え？」
「・・・海、着いてきてたなんて、知らなかったなあ。」
fkr「？！？！」
「文化祭の準備で遅くなった時、高校までこっそり来てたって聞いたんだけど・・・」
fkr「なっ！？母さん！」
「・・・ほんとなんだ。」
fkr「え？！引かないで？！俺Aのこと心配で！！だって、海だってAのこと好きな男参加してたし文化祭の準備期間なんて外真っ暗で危なかったじゃん！でも声かけられないから後ろからずっとつけてて」
「拳くん、そっちのほうが危ないよ・・・傍から見たら女子高生のこと尾行してる男の人なんだから。ちびちゃん、あなたはそんなことしちゃダメよ？」
fkr「A！俺はAのことが大好きで心配で仕方なくて！」
sgi「ただいまー」
「あ、駿くんだ、おかえりなさい！」
fkr「A待って！行かないで！俺ほんとにAのこと思ってるんだって！」
sgi「・・・なに叫んでんの？(笑)」
「ふふ、なんでしょうね？」
fkr「Aの意地悪！」
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年9月4日 17時
