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fkr「A!A!迎えに来たよー?」
「拳くん。いらっしゃい。夜ご飯食べて行く?」
fkr「ううん、一緒に食べよ?」
「うん、分かった。ちょっと待っててね、着替えてくる。」
大将「Aちゃんも誕生日なんだからなー?ちゃんと祝ってやれよ?兄ちゃんとのデート半分にさせたんだろ?」
fkr「大将も須貝さんの味方なんですか?俺家族なのに。」
大将「Aちゃんが誘われてるとこ目の前で見てたからなあ。好きな男からデートに誘われるだけで嬉しそうに恥ずかしそうに頷いてよお。ありゃ彼氏じゃなくても心動かされるもんあるわ。幸せそうで邪魔すんのは可哀想に思えるってもんよ。」
なにそれ!
俺も見たいそんなAの姿!
「拳くんお待たせ。じゃあ大将お先です。」
大将「今日は荷物多いな?」
「今日も明日も家に帰らないので(苦笑)」
大将「良い1日になるといいな。兄ちゃんも。楽しんどいで。」
「ありがとうございます。」
Aと枯淡を出て電車に乗った。
「あ、えっとね、次の次の駅で、1回降りてもいい?」
fkr「うん?良いよ?」
俺の家の最寄りの一個前の駅で降りてAに着いて行くこと30分。
fkr「・・・迷った?」
「ご、ごめんね、ここ、に、行きたいんだけど。」
fkr「んー?えっとね・・・どこだろうねえ?」
まあ、よく買い物に行くってタイプでもなければ最寄りでもないから、分かんないよねえ。
「ご、ごめんね・・・ごめんね、えっと、」
??「ふくらP?」
twins「??」
女1「やっぱり!私たち、QuizKnock大好きで!」
fkr「あ、ありがとうございます。」
女2「お隣は噂の双子さんですか?」
「えあ?!は、はい。」
女1「セットで見れるなんてめっちゃ幸せ!!」
twins「・・・へへ、ありがとうございます。」
女1,2「ハモった!!」
ふふ、すごいでしょ?双子ですから。
女1「でも、さっきからここら辺ウロウロしてません?迷ってます?良かったら一緒に探しますよ?」
fkr「あ、ほんとに?ここ行きたいんですけど・・・」
女2「・・・ここ、あのお店ですよ?」
女の子が指を差した先は、信号を渡ったすぐのケーキ屋さん。
「・・・あ。・・・地図ばっか見てたらダメだねえ。」
fkr「そうだね。」
女2「・・・ップ。あはは(笑)方向音痴なとこも似てるんですね。じゃあ私たちはこれで。あ、早いですけど、誕生日おめでとうございます!」
そう言って女の子たちは去って行った。
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作者名:たらこ | 作成日時:2021年9月4日 17時