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fkr「Aとのお泊まりを1日逃した・・・最悪・・・」
しかもなぜかAは河村のことリスペクトしてるし。
違う、そうじゃないんだって！
俺はさ、
「拳くんが、河村さんに取られちゃったみたいで寂しいな。」
とかさ、
「拳くんは私とのお泊まりより河村さんがいいの・・・？」
とかさ、
「拳くんはAだけの拳くんだもん・・・」
って反応を期待してたの！
他の人への愛膨らませないで良いんだってば！！
しかも極めつけはさ。
「あ。」
fkr「うん？どうかしたの？」
「今日ね、拳くんが河村さんのお家に泊まるってさっき駿くんに連絡したら、今日迎えに来てくれるって。・・・ふふ(笑)」
fkr「・・・」
kwmr「福良、顔。酷いよ。」
あんな嬉しそうな顔見ただけでも心折れてるのに須貝さんが来たら泣いちゃいそうだったから急いで口に詰めて帰った。
fkr「河村のばか・・・河村のばか・・・」
kwmr「友達と仲良し作戦がダメならもうあれしかないだろ。」
fkr「・・・最終手段！」
=====
「か、のじょ？」
fkr「うん、それでこの前河村に相談乗ってもらってたの。それでうまく行きました。もうめっちゃ可愛くて24時間一緒にいたい。」
「・・・ふふ、大好きなんだねえ。」
fkr「っっ・・・そ、それでね、来月までの約束ね、全部なしにしても良い？」
「え？」
fkr「彼女と一緒に住もうかなーと思って。それで出来るだけ一緒にいたいんだ。」
「・・・うん。分かった。いつか拳くんの彼女さんにも会ってみたいな？ここに一緒に食べに来てくれたら嬉しいなあ。」
fkr「・・・うん・・・でもそれは無理かも・・・」
「うん？どうして？」
fkr「・・・えっと、その・・・彼女照れ屋さんでね、すっごくインドアだから外にも出たがらないし。でもご飯も作るのすごく上手でめちゃめちゃ美味しいの！毎日彼女のご飯食べたいくらい！」
「そっかぁ・・・残念。あ、でも、もし結婚するってことになったら親戚になるわけだし、ご挨拶だけでもいつかできたら嬉しいな？」
fkr「・・・うん。」
なんで！
なんでAは俺に彼女が出来ても笑顔でおめでとうって言えるのさ・・・
俺はAと須貝さんが付き合った時、Aの笑顔と俺のA欲を天秤にかけてそれはもう揺れに揺れに揺れに揺れたっていうのに・・・
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作者名：たらこ
| 作成日時：2021年9月4日 17時
