薬中の弟【東京リベンジャーズ】

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梵天に入って数ヶ月


俺の仕事は主にスクラップ

拷問は、たま〜にやるけどあんまりで

マイキー君に『やだっ』って言ってれば

やらなくて済むからいいけど〜






あとは商談について行ったりとかかな？





まあ、学校通いながらだから

正直そんなに今までと変わらないんだけど

最近仲良くなった人達がいるんだよね…♡









『ちーくん』

｢おう！学校終わったんだな｣

『うんっ、ねぇ、今日夜ご飯一緒しよっ』

｢いいぜ！｣







じゃーんっ、ちーくんこと松野千冬君は

XJランドの経営者さんなの！

昔一度だけお店に来たことあってさ

最近思い出して通い詰めてたら

ご飯一緒にするぐらい仲良くなったの〜！








｢俺もいるのに…｣

『ふふっ、一虎くんも行こうね？』

｢……おう｣

『また照れてる』

｢……うるせぇ｣







んで、この人がここで働いてる

羽宮一虎くん！

昔はアタオカ野郎だったらしいんだけど

今は更生して立派なイケメン






ちーくんの事も、一虎くんの事も

マイキー君からたくさん聞いてたからさ

本当2人ともいい人で大好き〜！









『じゃ、仕事終わる時間にまた来るね』

｢おう！｣








ルンルンで家に帰ると珍しく

はるちよお兄ちゃんが帰ってきてた

一時帰宅的な感じかな？









『ただいま〜』

｢最近アイツらと仲良いじゃねぇか。今日も飯行くんだってなぁ？｣

『やきもち？♡』

｢うるせーよ｣









さっきの会話をなんで知ってるのかは

まあ、いつもの事だから置いとくけど


すぐ嫉妬するのほんと可愛いよね…


超ご機嫌ななめだけど








俺をギロっと睨むと仕事に行く準備をする








『気をつけてね』

｢…｣

『俺はるちよお兄ちゃんが1番だよ？』









無視して出ていこうとするから

お兄ちゃんの腕をグイッと引っ張って

こっちに向けてちゅっと触れるだけのキス









『忘れ物』

｢……クソビッチが｣

『しなかったら不機嫌になるくせに』

｢チッ、行ってくる｣











とりあえず機嫌は治ったみたいで安心

あのままお仕事に行かれたら

きっと現場の人達が大変だしね









『俺も準備しないとっ』

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