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「いらっしゃいませ…って、今度は兄ちゃん連れてきたのか!」
『うん!ぼくの大好きなお兄ちゃんなの!』
松野千冬と目が合う
軽く会釈して挨拶する。一応な
「んで何、お前は飼いたいの?」
『ううん、ぼくがもっと大きくなったら…』
「ん。兄ちゃんもそれがいいと思うぜ」
『ね、ね見て!はるちよお兄ちゃんに似てる猫〜』
そこに居たのは
まあそれはそれはふてぶてしいペルシャよ
どこが似てんだよ…俺の事ディスってんのか…?
『ぼく猫飼ったら名前はるちよにするー♡』
「それはやめとけ」
『はるちよぉ、こっちみてっ!』
「もう帰んぞ〜」
え〜もう帰るの〜?と文句をたれてるAだけど
店を出ると、ぎゅっと手を繋いできて
カワイイの暴力を受けてる。
『ふふっ、いつも車だからねっ』
「たまにはファミレスで飯でも食うか」
『うんっ!行きたいっ!』
飯食う時は、
ガキには早いだろ〜って感じの高級店で食うし
それか雇ってる奴が飯作るかだからな。
旗のついたお子様ランチを嬉しそうに頬張る。
こうして目の前の弟を見てると
やっぱりガキだなって思う。
スクラップにしたいとか言っちゃうけど。
「美味い?」
『美味しい〜〜〜♡でも…』
「でも?」
『マイキー君たちといつも行くお店の方が美味しい』
舌が肥えちまってんじゃねーか。
可愛くね〜。
「ばーか、あそこは比べモンにならないぐらい高いんだよ」
『知ってるもん!ココが選ぶお店は全部高級なんでしょ?』
「なんで知ってんだよ」
『ココといろいろ話すから!』
はいはいそうですか。
兄ちゃんの知らない所で色々成長してんのね。
はいはい。
「お前おっきくなったらアイツに金の作り方でも教えてもらえよ」
『そしたらぼくがはるちよお兄ちゃんの面倒見てあげるからね』
「猫2匹になるけど?」
『わ、大変だ!やっぱり猫を飼うのはやめようかな…』
あ、猫飼う方をやめるんだ。
そんで俺の面倒見てくれるわけね?
Aは将来クソほど顔の良い
スパダリになるから飼われてもいいなと思う。
「今はまだ兄ちゃんが可愛がっててやるよ、ほら犬の真似してみろ」
『はるちよお兄ちゃんだいすきだわんっ』
「あざと」
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一尺八寸一犀 - ンンッ…可愛い///主人公君好きです!ああ〜春千夜君も可愛い〜…。とても素敵な作品でした!!これからも頑張ってください!応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (8月23日 10時) (レス) @page49 id: 58171344cf (このIDを非表示/違反報告)
ムー - 9 の最後のママ友のやつ笑いました(笑)苦労人になってるハルチ新鮮で面白かったです! (2023年1月16日 23時) (レス) @page9 id: 812daaa6d6 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - この話今まで見てきたやつの中で一番好きです。何度も見に来ちゃいます( ; ; ) (2023年1月9日 1時) (レス) id: 963d301a2a (このIDを非表示/違反報告)
お稲荷さん()(プロフ) - え、ヤバ。尊。 (2022年11月5日 16時) (レス) @page47 id: 6286f41068 (このIDを非表示/違反報告)
ねここ(プロフ) - 短編集見てみたい!えちえち待ってますよ (2022年2月13日 18時) (レス) id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mmmm | 作成日時:2021年7月23日 20時