三十二話* ページ33
ゾロにアドバイスっぽい事をした後、島をぶらつく。
そうだ、ついでだからルフィ君のギア２の説明もしちゃおうかなー。
ルフィ君は〜ど〜っこかな〜♪
…移動中…
あ、いたいた！一緒にウソップ君もいるね。まいっか
「ルフィく〜ん！ウソップく〜ん！」
「おー！Aか！どうしたんだー？」
「ほ〜ほはへふぁ」
ってルフィ君…お肉を口いっぱいに詰め込んでしゃべってるから何言ってるかわかんないや。
なんかリスみたいでカワイイ。
「お前は飲み込んでから喋れ汚い！」
ウソップ君が突っ込む。っていうか、頭叩かれてよく口のもの吐き出さないね、恐るべきルフィ君の食欲魂。
「あははー。私はあの技の説明をしに来たんだよ〜」
「あの技？あぁ！ギア２か！」
一瞬でお肉を飲み込んだルフィ君が言う。
へぇ、もうちゃんと『ギア』って名付けたんだ。
「へぇ！ギア２って名前にしたのね！いいと思うよ！」
「ししし！あんがと！」
よし、ではでは説明に入りますかねぇ。
…説明中…
「つまり、要点をまとめると、ゴム人間のルフィ君だからこそ出来る、ドーピング。多用しすぎると、勿論激痛が走る。だから、要所要所で、ここぞって時にしか使っちゃダメ。」
「ほぉ、クロを倒した時のあの技ってそんな構造になってたんだなあ。だからあんなにお前、グデグデに疲れてたのか。」
「そそ、特訓で疲れは徐々になくなっていくと思うけど、まだ完成しきれてない。だから、オーケー？船長」
「おう！わかった！！」
おぉ、理解してくれたようで何よりだ。しかしまぁ、原作だとこれを自力で思いつくんだもんね、ルフィくんの発想力、侮れないね〜。
よ〜し！任務完了！後は私も適当に買い物しよっかなー。
…買い物中…
私とルフィ君たちが船に着くとすでにゾロが待っていた。
二年後もそうだけど、ほんとよく迷わずに一番についたね。
「よぉ、お前ら！遅かったな！」
「アンタ、何その荷物！明らかに予算オーバーじゃない！！！」
ナミちゃんの言うように、ゾロが持つ酒瓶の数々は、予め渡されたお金で買える量ではなかった。
「あぁ？鉄を斬って、換金したんだ。今削岩機が壊れてて鉄が欲しかったんだと。ほれ、鐘なら余ってるから返す。」
「あぁ、そう。ならいいのよ。」
あぁ、そー言うこと。確かにここに着いた時そんな事言ってた人いたね。
「ゾロ、貴方よくここまで来れたね」「うるせ！」
うんうん！
鉄は斬れるようになったみたいで！よかったよかった！
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作者名：シーデン | 作成日時：2017年1月17日 21時
