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夜月「んっ…Aちゃ…」
A「…クスッ…涙止まりましたね」
夜月「びっくりしちゃった…。でも…ドキドキした///」
A「ふふっ…よかったっ」
夜月「ね、さっきのもう一回して?」
A「ええっ…でももう泣いてないじゃないですか」
夜月「…お願いっ///」
A「…ぅぐっ…///」
なんちゅう強力な上目遣いなんだよっ///
仕方なく、また彼女の頬を両手で包み込んで顔に近づくと…
ガチャ
千寿郎「Aさん夜月さん、お昼のうどん持ってきまし…
っ…!?」
千寿郎くんが運悪く部屋を来てしまい、私達を見た瞬間固まった
A「せ、千寿郎く…っ」
千寿郎「…邪魔してしまってすみませんっ…ではっ」
そそくさと器を床に置いて、その場から去っていってしまった
A「あっ…千寿郎くんっ!」
まずい…
あの子、泣きそうな顔してた…
夜月「見られちゃったね…。私が変な事言ったせいで…」
A「い、いえっ夜月さんは何も悪くないですよっ」
…どうしよう…
千寿郎くんにどう説明すればいいんだ…?
夜月「…大丈夫?」
A「あ…すみません…」
夜月「ううん。
あのねAちゃん。_______________」
***
夕餉は夜月さんも私も一緒にみんなで作る
A「ねぇ千寿郎くん。味噌汁の味はこのくらいでいいかな?」
千寿郎「…夜美さん、僕もお手伝いします」
夜美「あら、ありがとう。じゃあこれをお願いしようかしら」
……嘘……
今、無視…された?
傷ついた感じのショックを受けてしまった…
でも、仕方ない…。自分のせいだから、なんとも言えない
今は夜月さんを狙う奴を捕まえるまでの我慢だ
耐えろ私!!!
ーその夜ー
千寿郎side
お昼の時のAさん、夜月さんを口付けしようとした
やっぱり…あの二人は…そういう関係になったのですね…
雛鶴「どうしたの千寿郎くん?顔が暗いわよ」
千寿郎「あ…えっと、僕も夜月さんを守る時どう対処すればいいかなと考えてまして…」
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作者名:おだよ | 作成日時:2024年3月26日 2時