202 ページ3
夜月「Aちゃんは、好きな甘い物ある?」
A「うーん…ちょこれーとけぇきが好きですね」
夜月「まぁ!私も大好き!
ねえ、今度一緒に作りましょうよ!」
A「はいっ。是非作ってみたいですねっ」
二人でお喋りをすると、夜月さんは私の手を握ってきた
夜月「Aちゃんの手を握ると安心するなぁ…」
A「ふふっ、嬉しいです」
夜月「私…千寿郎くんが羨ましいと思ってるの」
A「…え?」
夜月「こんなにかっこよくて守ってくれる人が恋人だなんて、いいなぁって…つい嫉妬しちゃうの」
A「夜月さん…」
夜月「…ごめんねAちゃん…こんな事聞いたら戸惑うよね…」
A「いいえ。すごく嬉しいですよ。そんなふうに想ってくれて」
夜月「…っ!」
A「おわっ!?」
勢いよく私の胸の中に抱きついてきた夜月さん…
夜月「…好き……Aちゃんの事…大好きっ…///」
…顔を赤くしながら告白した彼女…
可愛すぎて…ぎゅっと抱きしめたくなる…
なんだか、千寿郎くんみたいだ…///
A「私も…夜月さんの事大好きですよっ」
夜月「…えへへ…私も嬉しい///」
顔を上げた彼女を見ると、彼女の目から涙が零れている
A「…夜月さん?」
夜月「…ごめんなさいっ…泣くつもりなかったのに…」
A「付き纏ってる奴が、恐いの?」
夜月「違うっ…Aちゃんの事…本気で好きなのっ///」
A「っ…!?///」
驚いた…彼女は私の事…本当に…///
どう言えばいいから分からないけど、彼女の涙を指で拭う
A「泣かないで、夜月さん」
こんなに泣くなんて……嬉しいけど、戸惑うな…
A「…えっと…」
彼女の頬を両手で包み込みながら、瞼をそっと触れるだけの口付けを落としたら、彼女の涙は止まった
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おだよ | 作成日時:2024年3月26日 2時