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__の_す_?

__ん、まあ____じ。ふ__ね_たか_____。

ちょっと___だね、毛布___まい持っ__れる?

あ、じゃあ_行く。

さ__さんも行_!つい__売店でゼリーと__ってくるね!

__がとう、よろしく。



なんだろう、声がする。
ここ、どこだろう。

あれ、俺さっきまで……ああ、確か冠番組の収録、してたんだっけ。
それで、どうしたんだっけ。

最後の問題、答えて、みんな正解して…それで……。


「………ん、ぅ」
宮「阿部?」
ラ/向「「あべちゃん起きた!?」」
目「しっ、2人ともちょっと音量下げて」
ラ「あ、ごめん…」
向「ごめぇん…」
「……こ、こ…」
宮「阿部、大丈夫?聞こえる?」
「ぁ、………だ、てさ、…こほっ」
深「ありゃりゃ、咳も出てきたか」


重たい瞼を開けると、いつもの楽屋の天井があって。
少し目線を移動させれば、舘様とふっかが心配そうな顔をしてこちらを見ていた。

ああそっか。俺、倒れちゃったんだ。
収録は上手くいったんだろうか。カットかかってたっけな、ちゃんと。みんなに謝らなきゃ、迷惑かけてごめんって。

そう謝ろうと声を発しようとすると、何かが喉に引っかかってごほごほと結構重たい咳が出てくる。
今朝は咳なんて出なかったのに、これじゃあ本格的な風邪の症状ではないか。

「けほ、っごほ、ごほ、ん、っこほ、」
宮「無理やり止めようとしなくていいから」
「ん、っご、め…こほっ」
深「ほら焦んな」


そう言って背中を優しく摩ってくれるふっかの手は暖かくて、安心する。
舘様も肩とか胸の辺りをゆっくりとんとんしてくれて、2人のおかげでなんとか咳の波はおさまった。


目「…阿部ちゃん、なんで何も言ってくれなかったの?」
「……え、?」
目「体調悪いって。教えてくれたらサポートしたのに」
向「せやで!カットかかった瞬間バタって倒れるんやもん、心臓ぶっ飛ぶかと思たわ!」
「ご、ごめ、」
ラ「顔真っ赤だし息は荒いし、重い病気になっちゃったのかなって心配したんだからね!」
「…ぅ……ご、めん…」
深「はいはいそこまでー。阿部ちゃんへの説教は終わり」
宮「まあとにかく、阿部も隠さないで素直に言って。俺たちメンバーなんだから」


舘様の言葉に頷くと、他の4人も満足そうに笑った。



そのあと戻ってきた照たちにも同じようにお説教されて、毛布でぐるぐる巻きにされながらプリンを食べさせられて少し恥ずかしい思いをした話は、また別の機会に。



ドッキリ大成功?/黒→←*



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香さん - しょっぴーのだてさんの呼び方を良太にするともっといいと思います (12月2日 20時) (レス) @page22 id: 5b7efd0466 (このIDを非表示/違反報告)
さんかっけい(プロフ) - みりぃ(緑璃)さん» ご感想ありがとうございます…!励みになります(_ _)今後も精進して参りますのでよろしくお願いいたします! (2022年12月22日 20時) (レス) id: 354f0ed835 (このIDを非表示/違反報告)
みりぃ(緑璃)(プロフ) - テンポのいい文章が読んでてとても心地良いです。これからも更新を楽しみにしてます (2022年12月22日 17時) (レス) @page44 id: e9c37a05cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さんかっけい | 作成日時:2022年12月4日 2時

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